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FUKUSHIMA MUSIC INFO

「音楽は自己表現の一つ」――シンガーソングライター・ヒューマンへインタビュー

vol.23 ヒューマン

  • 情報掲載日:2019.04.24
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

アコースティックギターとエフェクターを巧みに操り、独自の世界を描き出すシンガーソングライター・ヒューマン。5月12日(日)には、福島市で初となる自主企画イベントの開催を控えている。活動当初からの変化や、音楽に対する意識など、インタビューを通してじっくり掘り下げてみた。

―音楽活動を始めたのはいつ頃ですか?

ヒューマン「一人で弾き語りの活動を始めたのは9年前。その前はバンドを組んでいたんですけど、ギターは弾いたことがなくて。バンドが解散してからギターを始めて、その1ヵ月後にはオリジナル曲を作ってライブに出てましたね。
自分だけの表現を探していたので、今のスタイルになるのに時間がかかりました。今、やっと形になってきて、いろんな場所で独自のスタイルと言ってもらえるくらいになったので、目指してきたものに近付いていると思います」

―始めた当初から今に至るまで、弾き語りのスタイルはどのように変化していったのでしょうか?

ヒューマン「最初は、エレキギターにエフェクターを一つか二つ繋いで、叫ぶように歌う形でした。それしかできなかったというか。ギターもあまりうまくなくて、ピックも持てなかったので、思いっきり指で弾いていました。

活動していく中で、弾き語りとして人に見てもらうなら音色的にも見た目的にも、エレキよりもアコギの方が良いなということに気付いて。そうなった時に、改めて自分のしたいことって何だろうって考えて、「アコースティックとデジタルの音の融合」が僕にとって魅力的だなって思ったんです。ギターの哀愁ある音とエフェクターの機械音、その対比したものが混ざった時に出る唯一のもの、いろんな色を混ぜたからこそ出る色を、出したいと思うようになりました。
洋楽のような雰囲気もあるので、英詞が合うと思うんですけど、あえて日本語詞をのせて、日本語ならではのストーリー性とか哀愁を出せれば、映画のようなライブができるんじゃないか、と。元々映画が好きなのもあって、そんなライブを目指しています」

―エフェクターがポイントになっているんですね。

ヒューマン「そうですね、踏むことでギターの音が変わるのが面白いなと思って、最初から取り入れてました。エフェクターって、誰も使わないだろうって思うような特殊な音もいっぱいあるんですけど、それを聴いた時にストーリーが見えることもあったりして……こういう構成の曲ならこの特殊な音と合うんじゃないか、という感じで曲が生まれることもあります」

―音からインスピレーションを受けて楽曲作る、というのは珍しいと思います。具体的に、どんな形で楽曲を作っていくんですか?

ヒューマン「自分は、音楽面でとても天才とは言えないと思うんですよ。メロディや曲の進行がパッと思い付く、なんてことはなくて。自分の言いたいことや表現したい言葉を手帳とかに溜め込んでて、ギターを弾いている時に、「この曲、あの歌詞と合うかも」という感じで、パズル方式に作っていくことが多いです。

あと、他の方のライブから刺激を受けて、取り入れたいと思うこともあります。最近だと、ポエトリーリーディングやラップのライブを見に行った時に、楽器を持たないで、マイク一本で発する言葉ってめちゃくちゃ強いなと思って。それをギターを弾きながら出来たら、何か伝わるものがあるんじゃないかな、と思ったんです。最近はそういうジャンルに影響を受けて曲作りをしています」

―では、ステージ上のパフォーマンスでこだわっている点は?

ヒューマン「最初の頃と今で違いますね。活動を始めた頃は、ダサい格好は見せたくないっていう思いが強かったです。一人なのでどうしてもミスが目立ってしまうんですけど、それを誤魔化したりして。若いからこそ、人からどう見えるかを気にしていました。

でも今は、景色を見せられるようなライブにしたいと思っていて。ステージにいながら、自分はまるで違う景色の中にいて、その景色にみんなを連れていくような感じ。音だけじゃなくて、目線や動きでも表現して。「ここにいるけど、ここにいない」、そういう感覚を味わってほしいと思いながらステージに立っています」

―「映画のようなライブを目指している」と仰っていた部分とつながりますね。楽曲制作やパフォーマンスにおいて、ヒューマンさんのルーツとなっているものがあれば教えてください。

ヒューマン「毎日のように悩んで、生きる上で悲しみは付きまとうものだと思っていた時期があって、それを乗り越えること、悲しみを力に変えていくことが今の自分のルーツになっていると思います。悲しみだけじゃなくて、誰かへの嫉妬心とか怒りとか、そういう感情を、音楽のためのエネルギーにする。そうすることで伝わるものもあるんじゃないかな、と思ってます。
これまで見てきた映画でも、そういう内なる感情を見せてくれるものに惹かれますね。一番好きな映画は「バタフライ・エフェクト」です。
アーティストだと、「Amazarashi」には影響受けたかもしれません。曲に物語をのせているところとか。海外だと、イギリスの音楽ですかね。単純に聴きやすくて。電子音の部分は影響を受けていると思います」

―ヒューマンさんが活動を続ける理由、モチベーションは何ですか?

ヒューマン「自己表現の手段として、音楽がしっくりくるなと思った瞬間があって。元々、言葉を生み出したり、絵を描いたり、表現することが好きだったので、音楽なら言葉や音、自分が表したいもので人を包むことができると思ったんです。自己表現の一環に音楽があるという感じ。

あと、音楽を始めるきっかけをくれた先輩がいて、その人が「音楽やってみたら」「音楽続けた方がいい」って言ってくれて。その言葉が大きかったです。先輩いわく、音楽は生活の一部。音楽だから偉いとか、すごいとか、誰かを救えるとかではなくて、当たり前に生活の中にあるもの、っていう考え方が自分の中にスッと入ってきて、音楽をずっと続けていくもんだ、と思っちゃったんですよね。それで今に至ります」

―印象に残っている出来事はありますか?

ヒューマン「印象に残っていること……これも昔と今で変わりましたね。
昔は、人の多い会場でライブしたり、大きなイベントに呼んでもらったり――例えば、メジャーデビュー前の片平里菜ちゃんが主催したライブイベントに出演したこととか、そういうものが思い出として強く残っていました。

でも今はそういうものじゃなくて、“縁”の力を感じる瞬間が印象深いなと感じます。きっかけは、東京で活動している友達で、今度の企画ライブにも出演してもらう迫水秀樹さんなんですけど、迫水さんはすごく人と人の縁の力を意識している方で。確かに、音楽を続けてきたからこその再会って結構あるんですよ。県外でライブした時に、昔福島で会った人が見に来ていたりとか、「なんでこの人とここで会うの!?」っていう不思議な縁、人の絆を感じることが多いです。そういう瞬間はすごく印象に残りますね」

―今お話の中で出していただいた、5月12日(日)の企画ライブイベントについて、ぜひ詳細をお聞きしたいです。どんなイベントになりますか?

ヒューマン「これまで、仙台で2回開催してきたイベントなんですが、福島市で企画するのは初めて。タイトルは『人間の証明③』。迫水さん含め、福島市出身じゃないけど、福島市に縁を感じているであろう人たちに声をかけました。いわき、仙台、盛岡、東京など、いろんなエリアのアーティストが6組出演します。みんな音楽を通してストーリーや景色を見せてくれる人だと思います。それがブッキングの決め手ですね」

―どんな方に見てもらいたいですか?

ヒューマン「大人になればなるほど悩みって増えるので、日常に不満を感じている人とか、それを内に秘めながらも笑っている人ってたくさんいると思うんですけど、そういう人たちを違う景色に連れていけたらなと。出演者それぞれ色は違いますが、心だけは自由で良いと感じさせてくれるメンバーを集めたので。今の何かに満足してない人にとって、新しい価値観を得る機会になればいいなと思います」

―直近の目標としては、この企画イベントを成功させることかと思いますが、今後の目標を教えていただきたいです。

ヒューマン「自分がしたいことって、やっぱり心の表現なので、まだまだ道半ばという感じではあるんですが……。最近気付いたことがあって、自分の内側・内情に深く入り込んでいくと、すごく悲しい気持ちにぶち当たるんですけど、それを言葉で表現した時に、なぜか他の人に共感してもらえる、つながれるんです。そういう感覚を、もっと自然に出していきたい。包み込むような音、言葉を生み出していければと思います。

この形になるのに何年もかかったし、今の形がゴールだとも思っていないので、これからも模索していきます。自分の表現を、どれだけ人に伝えられるか。それは音楽活動だけじゃなくて、生きる上でのテーマかもしれないです」

5月12日(日)の企画ライブ、ヒューマンさんはサポートメンバーを迎えて出演するとのこと。ソロのステージとはまた違った景色を見せてくれるはず。ポエトリーリーディングの要素も盛り込んだライブを、ぜひ会場で体感してみてください!

★「日刊シティ情報ふくしまWeb」をご覧の皆さんに、ヒューマンさんからメッセージ!

Information

人間の照明③

出演/ヒューマン、Gigantics、迫水秀樹、natsuehitsuji、またぞう、YOLO
開催期間
2019年5月12日(日) 16:30開演
会場名
Player's Cafe
会場住所
料金
前売1,500円、当日2,000円(1ドリンク別当日500円)

U-ONE MUSICで発売中
問い合わせ先
U-ONE MUSIC
問い合わせ先
電話番号
024-597-7202
リンク
ヒューマン Twitter

取材・撮影協力/U-ONE MUSIC 阿部さん(@outline1
撮影場所/Player's Cafe

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