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ふくしま湯めぐりダイアリー

冬季休業までもうすぐ!野趣あふれる秘湯の温泉宿へ行ってみよう

第16回~福島市『赤湯好山荘』『鷲倉温泉』~

  • 情報掲載日:2018.10.17
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

雪が降るのはまだ先ですが、福島市と猪苗代町の間に位置する土湯峠の温泉では、例年12月から翌4月頃まで冬季休業になる宿がいくつかあります。今回は、その前に行ってほしい2つの温泉宿をご紹介。

泉質が異なる、白い湯と赤い湯の2つを満喫

赤褐色の湯が満々と注がれる内湯
赤褐色の湯が満々と注がれる内湯

福島市の「土湯峠温泉郷」に、いくつかの宿が点在している主要道から、砂利道を下った場所にある赤い屋根の一軒宿『赤湯好山荘』。この宿は、二つの源泉を持ち、内湯には施設名の由来でもある赤褐色の湯が満ちています。

泉質は、「単純温泉」ながら鉄分を多く含んでいるのが特徴です。湯に含まれる鉄分が空気に触れて酸化し、“赤湯”となるそうです。真っ白なタオルを湯に浸けると茶色に染まってしまうほど。ゆっくりと時間をかけて、じんわりと身体を温めてくれます。

野趣満点!秋には紅葉を楽しめる男性用露天風呂
野趣満点!秋には紅葉を楽しめる男性用露天風呂
見晴らしの良い女性用露天風呂
見晴らしの良い女性用露天風呂

一方、露天風呂は、青みがかった灰白色の「硫黄泉」。そよ風とともに硫黄の香りが漂い、肌なじみの良い湯です。

実はこの露天風呂は、こけし工人であるご主人の手造りなのです。凝った装飾はないですが、ワイルドで自然に抱かれるホッとできる露天風呂ですよ。

例年だと、10月上旬から中旬にかけては、鮮やかな赤や橙、黄色に染まったイタヤカエデやブナ、ドウダンツツジなどを眺めながらの湯浴みは通の方に人気です。また、初夏には、庭先に自生した水芭蕉が咲く見事な景色を楽しめます。

ブナの原生林に囲まれた大自然の中の一軒宿は、泉質も湯色もロケーションも魅力的な秘湯です。効能豊かな“紅白の湯”を目当てに、一度訪れてみてはいかがですか?

Information

赤湯好山荘
住所
電話番号
0242-64-3217
駐車場
50台

2本の自家源泉「硫黄泉」と「含鉄泉」を持つ宿

窓の外に広がる景色も楽しみのひとつ
窓の外に広がる景色も楽しみのひとつ

吾妻連峰の中腹、標高1,230mの立地にある宿『鷲倉(わしくら)温泉』。宿の周辺には、「ブナッ子路」「土湯峠湿原遊歩道」「幕滝遊歩道」などの散策路も整備されていて、秋は紅葉を、初夏には水芭蕉やリュウキンカの花が咲き、散策できるのが魅力です。

古くから湯治場として親しまれてきた鷲倉温泉の魅力は、何と言っても泉質の異なる2種類の源泉が自噴していることです。一つは白濁した「硫黄泉」で、宿の大浴場と併設の露天風呂で入ることができます。

清潔な畳敷きの脱衣室の引き戸を開けると現れる大浴場は、ワイドな長い長方形の湯舟。中ほどに段差があり、手前が浅く、窓際が肩まで浸かれる造りになっているのです。湯の花もたっぷりで、トウトウと湯が流れ落ちる湯口のそばで打たせ湯を楽しんだり、窓の向こうに広がる原生林を眺めながら温まってみてはいかがですか。

大浴場に併設された露天風呂
大浴場に併設された露天風呂

身体が温まり、外の風を浴びたくなったら、大浴場からそのまま出られる露天風呂へ。石造りのお風呂から眺める山は雄大で、思わずため息が出るほど。屋根がないので、空が広がり高原の澄んだ空気と開放感をたっぷりに入浴できます。

「岩根の湯」の女性用檜風呂
「岩根の湯」の女性用檜風呂

もう一つの源泉は「含鉄泉」。福島県内でも希少な泉質で、鉄分を多く含み、古くから眼病にいいと親しまれてきた薬湯です。

風呂は、宿の外にある独立した湯小屋「岩根の湯」の中に屋根付きの露天風呂が男女別にあり、男性用は大小の岩を組み合わせて造った岩風呂で、女性用は檜風呂となっています。この湯は、サラサラとした肌触りで、時間を忘れてゆっくり浸かっていられます。長湯で満喫してください。

Information

鷲倉温泉
住所
電話番号
0242-64-3224
駐車場
50台

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