異世界に迷い込んだような、非日常空間でカフェタイム

会津若松から芦ノ牧温泉方面へ向かう国道121号沿いに、2025年1月にオープンした『Rainy Wood（レイニーウッド）』。店内は、クラシカルな窓格子やランプ風のライトなど、目に留まるものすべてにこだわりが感じられる。

店の看板メニューはクロワッサンサンド。香ばしく焼き上げたクロワッサンに様々な具材を合わせた、見た目も華やかな一品だ。クリームやフルーツ、チーズケーキなどをトッピングしたスイーツ系、たっぷりの野菜に玉子やハム、エビなどを挟んだ食事系が各7、8種類揃う。

サンドやドリンクなど、店内で提供するものはすべてテイクアウト可能。

飯坂でひと風呂浴びたら、昭和レトロを楽しもう

飯坂温泉駅から徒歩3分、共同浴場・鯖湖湯へと向かう湯沢通りにある『おみやげ喫茶 土論堂（どろんどう）』。店内には、昭和レトロな食器やおもちゃ、古本、DVD、CDなどを販売する“雑貨エリア”と、ゆったり居心地の良いソファーが並んだ“喫茶エリア”があり、店内の本を喫茶エリアで読むことも可能。

喫茶コーナーでは、コーヒー（450円）、クリームソーダ（600円）といった喫茶店らしいメニューや、「飯坂温泉らしい店の名物を作ろう」と考えた「ラジウムチーズシェイク」（750円）などが揃う。

他にはクラフトビール（各750円）やピザ（各900円）などもあり、温泉でひと風呂浴びた後、立ち寄るのには“ちょうどいい”ラインアップになっている。

温かいスープ＆カレーを、広い店内でゆっくり味わえる

「世界のお母さんのスープ」とスパイスカレーを提供する『mom cafe（マムカフェ）』が福島市の福商通りに移転オープン。テイクアウトメインのスープスタンドから、その場で温かいメニューが楽しめるカフェへと生まれ変わった。

カウンター席に加え、テーブル、子ども連れが気兼ねなく過ごせる個室やキッズスペースを完備。計8種類のスープとカレーの他、福岡から取り寄せた明太子を使ったスパゲッティなどもある。

レギュラーメニューは具だくさんの「ミネストローネ」や「ホタテチャウダー」「オマール海老のスープ」「グリーンカレー」「欧風牛すじカレー」「バターチキンカレー」の6種類。

ここに月替わりのポタージュ系「季節野菜のスープ」と、「世界のスープ」が加わる。スイーツやドリンクメニューもあるので、カフェタイムにもぜひ。

昼はカフェ、夜はバル。2つのスタイルを楽しめるカフェ

中国料理を、おしゃれなドリンクやスイーツと一緒に楽しめるカフェ『Thousand leaf（サウザンドリーフ）』がいわき市にオープン。昼は中国料理やアジアンフードを軸としたランチが人気のカフェだが、夜は和食や洋食も含めたバル（居酒屋）に早変わり。

昼に人気の「サウザンドランチ」は、メイン料理に5種類の小鉢、スープ、ご飯、杏仁豆腐が付く。メインは3種類あり、その中で月ごとに1種類ずつメニューが入れ替わる。小鉢の内容は月替わりだ。スイーツやドリンクにも期間限定メニューが用意されている。

夜はメニューを固定せず、その日その日で内容が変わる気まぐれスタイル。定番のグラタンやチャーハンも、日によって味付けや具材が異なる。

いわきの老舗牛乳店が、待望のカフェをオープン

いわき市で100年以上続く人気の牛乳店「木村ミルクプラント」が直営の『CAFE Ca+ Pasteurized（カフェシーエープラスパスチャライズ）』をオープンした。コンセプトは“カルシウムが取れるCafe”。牛乳を使ったオリジナルのランチやスイーツ、ドリンクが人気だ。

提供するメニューは、木村ミルクプラントの牛乳やヨーグルトを最大限に生かした、どこか懐かしい味わい。生クリームを入れずに作るソフトクリームは、まるで濃厚な牛乳を食べているかのよう。

コクのあるなめらかな味わいが魅力のグリークヨーグルトは、デザートとして楽しむのはもちろん、チーズケーキやオープンサンドの材料にもなっている。店内には、牛乳やヨーグルトをお得に購入できる物販コーナーもあり。