『有限会社 川俣シャモファーム』にてシャモを抱えた佐藤金正・川俣町長
川俣町で育てた地鶏だけが名乗れる「川俣シャモ」
養蚕・絹織物業が盛んで、「絹の里」として栄えてきた川俣町。そして、もう一つの特産品が「川俣シャモ」だ。裕福な機屋の旦那衆の娯楽として闘鶏が盛んとなり、軍鶏を飼っていたことが原点。そこから着目され、昭和58年に町をあげて研究が始まり、地鶏「川俣シャモ」が誕生した。現在は、町内に建てられた平飼い開放鶏舎で、専用飼料を用い、徹底した一元管理の元、丁寧に育てている。
純系のシャモ、レッドコーニッシュ、ロードアイランドレッドと、3種の鶏を交配して生まれる川俣シャモ。弾力のある程よい肉質と、さっぱりとしていながら噛むほどに広がる深いコクが特長で、その独特のおいしさは、全国にファンを持つ。町内の飲食店の多くで川俣シャモを用いた料理を提供しており、親子丼や焼鳥、ラーメンなどで楽しむことができる。また加工品も充実。燻製やジャーキー、レトルトカレー、肉みそなど、お土産や贈答品にもおすすめだ。販売店や購入等の詳細は、川俣町農業振興公社のHPを。
8月26日(土)・27日(日)には川俣シャモを存分に楽しめる「川俣シャモまつりin川俣」が開催される。詳細はこちら