―まずは、10月11日(水)にリリースとなるニューシングル「ジャストミート」についてお聞きします。表題曲、「ジャストミート」はどんな曲ですか?
すぅ「サイサイを代表するような曲を作ろう!ということになり、サイサイらしさを詰め込んだポップな雰囲気なんですけど、サウンドはすごくロックで、各々の技術的にも結構難しいことをやっています。歌詞と演奏面のギャップがポイントになっていると思います」
―演奏面での注目してほしい点や、こだわった点はどんなところですか?
すぅ「ギターは、イントロのリフが覚えやすくて、みんなが口ずさめるメロディになっています。結構リズムが早いので、グルーヴを出すためにキメとかが多いです。そこは気を付けて演奏しました」
ひなんちゅ「ドラムは今回初めてツインペダルを取り入れてみました。一部だけではあるんですが、ゴリッとしたサウンドにしたかったので挑戦してみることに。より歌詞とのギャップを出すために、演奏面はかなりカッコよく仕上げました」
―「ジャストミート」とはまた違って、カップリング「フユメグ」はかわいらしい冬の曲になっていますね。
すぅ「サイサイの冬ソングって今までは失恋の曲・バラードの曲が多かったんですけど、今回は幸せな感じの、楽しい冬を過ごしたいと思って、このテーマで書きました。珍しく男の人目線で書いた冬ソングで、曲調もミドルでノリやすくなっています。今回のシングルは2曲ともポップですね」
―この最新シングルを引っ提げて、ツアー『新世界』が終盤戦に入っていきます。今回はどんなツアーになっていますか?
すぅ「結成5周年のツアーで、前半はライブハウス、後半はホールと会場が変わります。ライブハウスで得た、『新世界』というツアーのグルーヴをホールにつなげていけたらいいなと思います。ツアーファイナルを、結成5年の記念日に、日本武道館で2Daysで開催するので、これまでの集大成と今後の『SILENT SIREN』がどう進化していくか、というのを見せられたらいいなと思います」
―ファイナルの武道館の直前が郡山公演ということで、そちらの見どころもぜひ教えてもらいたいです。
すぅ「郡山では、ライブハウス「郡山#9」からスタートして、前回の郡山市民文化センター・中ホール、そして今回の大ホールと、徐々に成長していってる姿を見せられています。今回もかっこいいライブをしたいと思うので、ぜひ来てほしいです」
ひなんちゅ「福島は年に何度も来ているのでホーム感がありますし、すぅの地元ということもあって遠くから福島に見に来てくれる人も多いです。今回も、たくさんの人が大ホールに足を運んでくれるといいなと思います」
(取材日:2017年9月8日)
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