かわいらしい表情の「弥治郎こけし」に会いに行こう！

江戸時代初期に成立した集落・弥治郎で生まれた「弥治郎こけし」。素朴でしみじみとしたかわいらしさで愛され続ける。黄、紫、赤、緑の4色を使って、大きめの頭に蛇の目模様と、胴にロクロ線模様が描かれているのが特長だ。

館内では、絵付け体験（700円～）ができる他、キッズスペースや飲食コーナーもある。展示即売コーナーでは、こけしの他、木で作った玩具も販売。こけし柄グッズもおすすめだ。

2019年3月3日（日）までは、弥治郎系工人の他、東北各地の工人が制作した「ひなこけし」が並ぶ『雛の宴展』も開催。

源泉かけ流しの湯を日帰りで楽しめる秘湯の宿

南蔵王の山麓にある静かな温泉郷、鎌先温泉「最上屋旅館」。江戸時代後期に創業され、当時のままの骨組を活かしつつ、修理や手入れを行いながら大切に宿を守り続けている。

冬の時期でも、積雪は少なく、白石ICからも近く、立地も良好。“奥州の薬湯”と呼ばれる、鉄分を多く含んだ塩化物泉のにごり湯は、入浴後もポカポカと身体の温かさが持続すると評判だ。

宮城の魅力が詰まったおしゃれな空間

2018年9月、鎌先温泉に来たお客さんがくつろげるようにとオープンした新しい交流拠点「粋（sui）」。地元食材を生かした軽食や宮城県内各地の特色ある物産を販売。

店名には、代表・田切さんの「よりすぐりの物を集めて発信したい」という思いが込められている。カフェでくつろぎながら、ゆっくりお気に入りを探そう。