南国の果物で復興を!パッションフルーツ収穫体験
東日本大震災と原子力災害からの復興を目指す富岡町。2022年で11年が経過した今、新たな魅力が生まれ始めている。その一つが南国産の果物「パッションフルーツ」の栽培だ。常磐富岡ICの近くに並ぶ大きなハウスの中で、深紫色の実がたわわに実っていた。
「寒い東北で、パッションフルーツを育てたら実がなった。試しに食べたら想像以上に美味しくてビックリした」と話すのが、高橋雅裕さん。本業は解体工事業を経営しているが、このフルーツで富岡町の復興のために何かできないかと、社内に「農業事業部」を立ち上げた。農業は初体験だが、土壌作りから始め、温度管理や全て手作業による受粉など、全社員の協力で大切に育ててきたという。2022年は1,700平方メートルのハウスで年間2万個ほどの収穫があったそうだ。
パッションフルーツの旬は7~9月。2022年の収穫は終了したが、シーズン中は受粉作業の手伝いなどの農業体験もできる。採れたてのパッションフルーツの購入も可。
農業体験の後は、カフェ『富憩荘』でほっと一息
ハウスと隣接した場所には古民家をリノベーションしたカフェ『富憩荘(とけいそう)』がある。2022年8月にオープンしたこちらではパッションフルーツを加工したドリンクやスイーツを店内で味わうことができ、お土産も販売。
店内で加工した「パッションケーキセット」や福島県内の洋菓子店とコラボしたスイーツが味わえる。プチプチとした種ごと味わえるケーキは少し酸味があり、甘さ控えめ。パッションフルーツ果汁を炭酸水で割ったドリンクもスッキリとした味わいだ。
Information
お休み処 富憩荘
- 住所
- 電話番号
- 0240-22-6331
- 営業時間
- 10:00~15:00
- 休み
- 毎週日・月・火・水曜日
- リンク
-
http://www.3clean.co.jp/agriculture_division00.html
富岡町をもっと知るために、宿泊してまちや人と交流
富岡町に移住を考えている方にとっては、町を知ることがとても大切。そんな皆さんに、お試しで宿泊し、実際に町を歩き、人々とのふれあいを体験できる「とみおかくらし移住体験プログラム」を準備。
一軒家の住宅は運営する「とみおかくらし情報館」と併設し、1階にLDKと浴室、2階にベッドルームと和室付きの娯楽室がある。
- 6名まで、最大5日間滞在
- 利用料金/無料
利用概要
利用条件
- 富岡町外に住所がある
- 富岡町への移住を検討している
- 滞在期間中は体験プログラムに参加できる
※プログラムは畑やワイン圃場の手伝い、周辺のまちあるきなどいくつか用意されている
Information
富岡町移住相談窓口 とみおかくらし情報館
- 住所
- 電話番号
- 0240-23-6983
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 休み
- 年末年始
※その他の休日は下記ホームページより確認を - リンク
-
https://tomioka-plus.or.jp/tomiokakurashi/
富岡町移住定住ポータルサイト「とみおかくらし」
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移住定住ポイント
Information
富岡町への移住について
- 問い合わせ先
- 富岡町企画課 企画政策係
- 問い合わせ先
電話番号 - 0240-22-2111
- リンク
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富岡町移住定住ポータルサイト「とみおかくらし」