福島市置賜町にある『中野屋菓子舗』が2023年7月に創業100年を迎える。福島市民にはお馴染みの「豆大福」は、創業当時からある店の看板商品。手土産に、と一度にまとめ買いする人も多い。

菓子は毎日お店で手作り。3代目の早坂吉弘さんを中心に、2代目の豊子さんも大福づくりに精を出す。2022年には吉弘さんの息子・知弥さんが東京の洋菓子店などでの修行を経て店に戻ってきた。

「昔から愛されている豆大福はなくしてはいけない。もっと多くの人に知ってほしい」と知弥さん。そんな思いから、豆大福の新商品開発に着手。こうして出来たのが「ちょっと味噌味 豆大福 」。赤えんどう豆を加えた柔らかな餅で、福島の味噌を使った白味噌餡を包んだ。味噌の塩気と香ばしさが味わい深い。

4代目が起こす新風と共に、101年目の新しい歴史を刻み始める。

創業日である2023年7月14日（金）には感謝の気持ちを込めた特別サービスを実施。14日は「ちょっと塩味 豆大福」5個入り（通常650円）が500円になる他、「和菓子お楽しみセット 」も登場。15日（土）は「後夜祭」として福島市のさくらんぼや桃を使ったケーキ4個セット（1,700円）など、洋菓子のお得なセットが登場予定。詳細はInstagramをチェックしよう。