福島市・大波地区の豊かな自然風景を楽しめるカフェ

福島市街地から車で約25分、霊山へ向かう途中の国道115号沿いにある『imoca（イモカ）』。明治時代に建てられた築100年以上の古民家を生かして改装した店内は、10帖の和室2間と廊下、縁側を一つにした大広間にイスとテーブルを配している。

カフェでは、今では地元の名物として定着してきたサツマイモを使ったスイーツ各種や、20食限定の月替わりのランチなどを味わえる。ランチは本日のスイーツとドリンクが付くほか、曜日ごとにシェフが代わるので、毎日出かけたくなる。11時の席のみ電話予約可能。

中之作港から波音が聞こえてくる、高台の愛らしい古民家カフェ

いわき市の中之作港から続く細い坂道を上るとたどり着く『月見亭』。店の前には海の景色が広がる。15年間放置され草に埋もれていた築50年の建物を改修し、2019年にカフェとして再生した。

店で提供する旬の素材を生かしたメニューは、ランチ2種類とスイーツなど、ほぼすべてが手作り。オーナーの豊富な海外経験を生かし、外国のレシピをランチメニューに取り入れることも多いという。元日は朝6時から“初日の出営業”を行っている。

“この店ならでは”の料理を楽しめる、飯舘村のレストラン

飯舘村にあるレストラン『La Kasse（ラカッセ）』の建物は工芸家のアトリエとして建てられたもので、2022年にリノベーションしてレストランをオープン。テラス席に続く大きな窓からは、飯舘らしい、のびやかな田園風景が見渡たせる。

ハンバーグやパスタ、スイーツなどのメニューが揃い、可能な限り地元の食材を使った料理を提供している。例えば、地元で「山男（やまおとこ）」と呼ばれるブルーベリーに似た果実のナツハゼは、すっきりした酸味を生かし、デザートではなく、あえて肉料理に合わせるのが“ラカッセ風”だ。