心がほっと和む空間で、福島県産食材のこだわりプレートを堪能

郡山市・さくら通りを1本入った路地に佇む隠れ家風の古民家カフェ『虎丸舎（とらまるしゃ）』。築100年以上の歴史がある古民家に魅了されて2024年5月に店をオープンした。

趣を感じる店内でいただけるのは、1杯ずつ丁寧に淹れるコーヒーやオリジナルスコーンなどの豊富なカフェメニューと、体の中からきれいになれる美しいランチプレート。1番人気の「虎丸舎プレート」は大きなだし巻玉子が特長。福島県産の新鮮な卵と丁寧にとった合わせだしで仕上げた。

食材にこだわり、地元ブランド肉などを使った週替わりのメイン料理や、郡山市「ニッケイファーム」の有機野菜サラダ、オリジナルブレンドの五穀米、季節の小鉢が色鮮やかに並ぶ。

森の奥にある心の“ふるさと”。香ばしいおにぎりでお腹も満たして

福島市荒井の国道115号沿いの看板を目印に東へ車を走らせること3分。うっそうとした森の奥に佇む『ゆず沢の茶屋』。定番メニューは、香ばしく焼き上げた「ゆず味噌おにぎり」。にがり豆腐や身欠ニシン、こんにゃく等に、ゆず味噌を付ける「田楽」も変わらぬ人気。

別棟の広間を利用できる「部屋貸しプラン」は、小さな子ども連れのお母さんたちから好評を得ている。まるで“ふるさと”に帰ってきたような懐かしさに包まれて、優しい気持ちになれるはずだ。

旧農家の建物の魅力を生かしDIY。新鮮野菜の手作り料理でおもてなし

福島市郊外の田園風景の中にぽつりと現れる『納屋カフェ 椿』。昭和初期に作られた旧農家の納屋に惚れ込んだ店主が手を加えながら、現在の落ち着いた雰囲気の空間に仕上げていった。

提供する料理には地元・荒井地区の新鮮な野菜をたっぷりと使用。食材そのものの味を生かし、日々試行錯誤しながらレシピ作りに取り組んでいる。「そば粉のパスタ」は、そば粉が練り込まれたモチモチの麺をさっぱりと和風にまとめた一品。

採れたての新鮮野菜がたっぷり！レトロな蔵で味わうヘルシーランチ

会津若松市の市役所通りに店を構える『田伝夢思（でんでんむし）』は、趣のあるなまこ壁が目を引く蔵造りのダイニング。レトロガラス風の装飾や、古材で作った扉など店内はオリジナリティーのある空間に仕上がっている。

そんな店でいただく料理の主役は新鮮な野菜。ほとんどが湯川村の「DenDenFarm（デンデンファーム）」で作られており、毎朝採れたてが運ばれてくる。野菜本来の味を楽しんでもらおうと、できるだけシンプルな味付けを心がけている。食事メニューの他、果実たっぷりのかき氷（夏季限定）や自家製ずんだのパフェなどスイーツも充実。

昔懐かしい昭和の香りに癒やされて、心のこもった旬のおいしさを味わう

喜多方市の『食堂つきとおひさま』は、元豆腐屋の建物を生かした古民家カフェ。野菜をたっぷり使った品数豊富な「旬のおかず定食」（1,300円〜）をはじめとしたランチやスイーツなどがいただける。

「地元のもの、環境に優しく体に良いもの」というコンセプトを大切に、食材や調味料選びを徹底。店主の実家で採れた野菜の他、味噌や醤油も手作り。ぬか漬には自家精米で出たぬかを使用している。