ボッチャってなんだろう?
パラリンピック正式種目になっている「ボッチャ」。脳性麻痺などの比較的重い運動機能障害がある人のためにヨーロッパで生まれたスポーツです。近年では、障がいの有無に関わらず、老若男女楽しむことができるスポーツとして注目されています。
今回、2020年11月3日に行われた「福島市ニュースポーツ(ボッチャ)交流大会」の会場内に設けられた「ニュースポーツ体験コーナー」に、福島大学に通うゆりなさんとみつきさんが体験に行ってきました!
ゆりな「運動は得意なので、楽しみです!」
みつき「運動はあんまり…、ゆりなちゃんに勝てるかなぁ」
まずは、ルール説明を聴きます
「ボッチャ」のルールを「福島市ニュースポーツ(ボッチャ)交流大会」のスタッフの方に説明していただきました。
ゆりな・みつき「よろしくお願いします!」
スタッフ「それでは、ボッチャのルールから説明していきますね。まず、赤ボールが先攻、青ボールが後攻になります。先攻の人がジャックボールと呼ばれる白いボールをコート内に投げいれます。そのまま、先攻の人が投げ、次に後攻の人が投げます。以降は、ジャックボールにボールの距離が遠いチームから投げていきます。最終的にジャックボールにより近づけたほうが勝ちです」
みつき「なるほど!投げ方は自由なんですか?」
スタッフ「ボールは投げても、転がしても、蹴ってもOK!ボールを投げることができない選手は、“ランプ”と呼ばれる勾配具や介助を受けることができます。」
ゆりな「そうなんですね!どこから投げるといいですか?」
スタッフ「決められた白線内であれば、前後左右に動いて大丈夫です」
いざ、ボッチャで対決!
スタッフ「それでは、早速やってみましょう!」
ゆりな「ジャックボールの近くを目指して…、えい!」
全部投げ終わって、結果を見てみると…
みつき「あ!青のボールの方が、ジャックボールに近い!」
ゆりな「ほんとだ~。悔しい!」
結果は、運動が苦手だと言っていたみつきさんの勝ち!
スタッフ「初めての体験とのことでしたが、接戦でしたね。ルールは簡単です。しかし、後に投げたボールに当てられたり、ジャックボールとの距離で投げる順番が変わったりと、先を読む戦略が重要です。ボッチャは頭脳戦でもあるんですよ。運動神経の得意・不得意や、年齢なども関係なく楽しめるので、ぜひまた挑戦してみてください!」
他の、ニュースポーツも体験してみました
他にも、会場内では車輪付きのストーンを転がすカーリングのようなニュースポーツ「カローリング」や、スポーツ輪投げの「クロリティ」も体験しました。
スタッフ「今日はありがとうございました。色々とニュースポーツを体験してみていかがでしたか?」
ゆりな「子どもから大人まで一緒に楽しめるスポーツだなと思いました」
みつき「シンプルなルールながら、考える場面もあり、ゲーム感覚で夢中になりました。友達とまたやってみたいです」
スタッフ「福島市では、ボッチャやカローリング、クロリティの用具を無料で貸し出しているので、ぜひお友達とやってみてください!」(用具の貸出方法については、下記リンク「ニュースポーツの貸出について」で確認を)
Information
- 問い合わせ先
- 福島市スポーツ振興公社(福島トヨタ クラウンアリーナ内)
- 問い合わせ先
電話番号 - 024-545-9322