健康経営を経営基本方針に掲げ、働きやすい職場づくりを推進
RPAやkintoneなどを活用した業務効率化をはじめ、クラウド・IoTといった最新のICT技術も含めて、顧客の付加価値を高めるデジタルサービスを提供している福島コンピューターシステム株式会社。
ワーク・ライフ・バランスを重視した働きやすい職場づくりに取り組み、1カ月の残業時間平均20時間未満を達成しているほか、アニバーサリー休暇などの有給休暇取得を推進し、福島県による次世代育成支援企業の認定や、次世代に残すべき企業を選定する「ホワイト企業」の認定を受けています。
代表取締役社長の芳賀洋輔さんは「生産性を上げるためには、社員一人ひとりの私生活を充実させることが大切。『ライフワークシナジー』と呼ばれる、私生活と仕事のより良い相乗効果を生み出すことが目標です。社員が健康でないと成り立たない仕事ですから」とほがらかな笑顔で話してくれました。
「健康経営の推進」は経営基本方針の一つにも掲げており、2019年10月には全社員に健康管理に役立てることができるウェアラブル端末を支給しました。腕に装着すると、歩いた歩数や消費カロリー、心拍数や睡眠の状態などを記録できるものです。さらに、1カ月の平均で1日1万歩を達成した社員にクオカードを進呈する取り組み「FCS-WALK」を実施しました。
芳賀さんは「目的は社員の意識改革です。このツールを活用して自分の生活習慣を見直してもらい、主体的に健康管理を進めてほしい」といい、今後は健康診断の結果などを参考に、数値に基づいた取り組みを展開しようと意欲的です。
テレワークの推進と共に、心身の健康にさらなるサポートを
新しい社会の価値観に合わせて成長していきたいと話す芳賀さん。以前から一部でテレワークを実施していましたが、2019年の春からは全社をあげてテレワークの推進を始めました。パソコンなど機器の購入を補助し、いずれはほとんどの社員が在宅勤務となることを目指しています。
しかし、在宅では時間をより有効に使えるようになる一方で、上司や同僚との気軽なコミュニケーションがとりづらくなったり、運動不足になったりするおそれも。そのため、毎朝8時30分からの朝礼ではビデオ通話で顔を合わせるなど、交流の場を設けているのだそうです。また、健康に関する意識をより高めるため、リモートでの健康講座など、新たな取り組みを実施する予定だといいます。
Information
福島コンピューターシステム 株式会社
- 住所
- 電話番号
- 024-961-1005
- 問い合わせ先
- 【この記事に関するお問い合わせ】全国健康保険協会 福島支部(協会けんぽ)
- 問い合わせ先
電話番号 - 024-523-3916
- リンク
-
https://www.fcs.co.jp
- 備考
- <事業所・営業所>
いわき事業所、東京オフィス、茨城営業所、相双営業所、田村開発センター、栃木営業所
■設立/1983年(昭和58年)
■代表者/代表取締役社長 芳賀洋輔
■従業員数/301名(男性262名、女性39名:2020年5月現在)