「商品デザインで福島をもっと楽しく!」を合言葉に、福島県産品のパッケージやネーミングに着目する連載。今回は、実際にふくしまクリエイターズバンクを活用したイチゴ農家の斎藤さん、クリエイターの鈴木さんにインタビューを行った。
ふくしまクリエイターズとは?
魅力的な商品があるのに、売り方がわからない事業者と、良いアイデア・デザインはあるのに、披露する場がないクリエイターを事務局がつなげてマッチング。“伝わる売れる”デザイン・ネーミング・パッケージ・広告を一緒に考え、商品を開発・改良する。
「かっこよさ」を追求したイチゴのパッケージ
お二人は知人の紹介でクリエイターズバンクを知ったんですよね。
斎藤さん:「はい。ちょうど農園の近くで直売所を始めようと思っていた時に紹介を受けました。それにあたってデザインにも力を入れようと思って」
ベストタイミングだったんですね。実際にどういったものの、デザインをお願いしたのですか?
斎藤さん:「今までロゴマークがなかったので、農園のロゴと、パッケージデザインをお願いしましたね。高級感があって、他とは被らないものを希望しました。それで出来上がったのが、こちらのパッケージです」
鈴木さん:「イチゴって“かわいい・美味しい”ということを打ち出したパッケージが多いのですが、だからこそあえて“かっこよさ”を全面に出しました」
斎藤さん:「イチゴで黒のパッケージってなかなかないので、目を引いていいですよね。ロゴも高級感があって気に入っています」
一回限りでは終わらない関係に
このロゴ・パッケージにして、周りからの反響はありましたか?
斎藤さん:「見たことがない、イチゴっぽさがなくて新しいなど、好意的な意見をいただきました。このデザインで本格的にイチゴを販売するのは2022年の冬からなので、反響が楽しみですね」
鈴木さん:「そういえば、この事業が終わった後も、ホームページやリーフレットを一緒に作ることになりましたよね!」
斎藤さん:「デザイン以外のことにも、相談にのっていただけるので、とても助かっています」
鈴木さん:「ありがとうございます。一回限りではなく、長いお付き合いができる関係性を作るきっかけとして、この事業に関われてよかったです」
斎藤さん:「そうですね、もし“こんなデザインにしたい”という思いがある事業者の方は、気兼ねなくこの事業を利用してみるのがいいと思います」
ふくしまクリエイターズバンク事業者募集!
2022年11月30日(水)まで、クリエイターのデザインやアイデアを活用して、商品の開発や改良を希望する県内の事業者を募集している。
申込み方法は、
- WEBサイトのオンラインフォーム(https://fcb.fksmdesign.com/)に入力
- WEBサイトから応募用紙を出力し、 必要事項記載の上メール・FAX・郵送にて提出
の2つ。先着10名なので、気になったら問い合わせてみよう。開発の様子をCJ Monmo編集部が取材するかも!クリエイターも同時募集中。
Information
【AD】ふくしまクリエイターズバンク
- 問い合わせ先
- ふくしまクリエイターズバンク事務局(ユナイトワン株式会社内)
- 問い合わせ先
電話番号 - 024-531-1372
- リンク
- 公式Facebook
公式Instagram - 備考
- 主催:福島県