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子宮頸がんの予防に、HPVワクチンを受けましょう!

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  • 情報掲載日:2024.02.22
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

若い世代の女性のがんの中で多くを占める子宮頸がん。日本では毎年、約1.1万人の女性が子宮頸がんになり、さらに約2,900人の女性が亡くなっています。

子宮頸がんのほとんどの原因が、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染によるものです。

HPV(ヒトパピローマウイルス)とは

ヒトパピローマウイルスは、性的接触のある女性であれば50%から80%が生涯で一度は感染するとされているウイルスです。

ヒトパピローマウイルスには200種類以上のタイプ(遺伝子型)があり、子宮頸がんの原因となるタイプが少なくとも15種類あることが分かっています。感染しても、ほとんどの人はウイルスが自然に消えますが、一部の人でがんになってしまうことがあります。

ヒトパピローマウイルスは、子宮頸がんをはじめ、肛門がんや膣がん、尖圭コンジローマなど、多くの病気の発生に関わっています。特に、近年では子宮頸がんになる若い女性が増えています。

子宮頸がんの原因を予防する効果は、最大で90%

HPVワクチンを接種し、ヒトパピローマウイルスの感染を防ぐことが、子宮頸がんの予防につながります。

日本では、小学校6年から高校1年相当の女の子を対象に、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルスの感染を防ぐHPVワクチンの接種を提供しています。

対象者は公費により無料でHPVワクチンを接種することができます。HPVワクチンは、防ぐことができるヒトパピローマウイルスのタイプ(型)によって、2価ワクチン、4価ワクチン、9価ワクチンの3種類があります。

2価・4価ワクチンは子宮頸がんの原因の50%から70%を、9価ワクチンは原因の80%から90%を防ぐことができます。

お住まいの地域における接種方法などの詳細はお住まいの市町村に問い合わせください。

また、接種するワクチンの種類や年齢によって接種のタイミングや回数が異なります。どのワクチンを接種するかは、接種する医療機関でご相談ください。

ワクチンの安全性は?

HPVワクチン接種後には、接種部位の痛みや腫れ、赤みなどが起こることがあります。症状の報告を受けて、様々な調査研究が行われていますが、ワクチン接種との因果関係は証明されていません。

接種後に報告された症状をもとに、ワクチンに関する専門家の会議では、ワクチンの安全性を継続して確認しています。

福島県では、HPVワクチン接種後に症状が生じた方への相談体制を整えています。

Information

この記事に関する問い合わせ
問い合わせ先
福島県感染症対策課
問い合わせ先
電話番号
024-521-7238
備考
予防接種に関する問い合わせはお住まいの市町村へ

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