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2022年6月10日(金)公開!映画『ALIVEHOON アライブフーン』。下山 天監督と、主演・野村周平さんにインタビュー

二本松市「エビスサーキット」を中心に、オール福島ロケで制作された映画『ALIVEHOON アライブフーン』。完成披露上映会で再び福島に訪れた、監督の下山 天さんと、主人公・大羽紘一役を務めた野村周平さんにインタビューしてきました。

  • 情報掲載日:2022.06.08
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

日本発祥の“ドリフト”の迫力と魅力を存分に堪能できる映画『ALIVEHOON アライブフーン』が、2022年6月10日(金)に全国公開。公開に先駆け、完成披露上映会のために、再び福島に訪れた監督の下山 天さんと、主人公・大羽紘一役を務めた野村周平さんに、映画に込めた思いや、見どころ、福島ロケでの思い出を聞いてきました。

ドリフトと福島への激熱の思いをたっぷりお伺いしました
ドリフトと福島への激熱の思いをたっぷりお伺いしました
今回の映画のテーマを“ドリフト”にしたきっかけを教えてください。

下山監督:この映画の生みの親は、ドリフトキング・土屋圭市さんです。土屋さんは、東京を舞台にしたハリウッド映画「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT 」の監修や出演をされており、その映画のドリフトには日本のレーサー、スタントマンたちが参加しています。

また、有名な日本マンガ「頭文字D」の実写版は、香港映画で作られました。両方とも日本が舞台の映画で、登場する車も日本車。そして、日本発祥のドリフトなのに、どうして日本の映画として世界に発信できないんだ。そんな土屋さんの熱い思いがあり、自分も同じような想いがあったので、「本気でやりましょう」となりました。あらゆる人たちの協力を得て、さらに、この日本俳優陣でも1番“車熱”の、高熱すぎる野村周平さんと出会ったことで一気に形になりました。

野村さんはこのお話を受けてどう感じられましたか。

野村さん:車も、ドリフトも本当に好きで、D-1やショーでやっているのも見に行っていましたし、それを間近で見て、レーシングカーに乗れるっていうのは、本当にお話をいただいてうれしく思いました。

だから、「こんな映画があるんですけど」って、依頼が来た瞬間に、「よし、来た、やります!」って、1つ返事でした。「ドリフトの映画でしょ、ってことは、監修は土屋圭市さんでしょ?いつドリフト練習する?いつ土屋さんに会えるの?」っていうくらい、うれしかったし、撮影中も楽しかったです。

今回は名だたるドリフトレーサーたちが参加しています。実際にお会いしてどうでしたか?

野村さん:中村直樹選手とか、僕もレースは見ていたんですけど、今回ちゃんと話すことができて、ドリフトが本当に心から好きなんだなって。仕事でやっているはずなのに、ドリフトが苦じゃないから、ずっとドリフトしてるんですよ。中村選手自身のレーシングカーで、今回の映画の主役である「シルビア」にずーっと乗ってるし。

僕も乗りましたが、他の出演者たちもクランクアップ後に選手から「監督、乗せてあげていいですか~」って言って、乗せてくれて、全開走行。敵チームの方たちも、メカニックの方も、みんなドリフトが大好きで。好きなことを職業にして、ずっと好きってすごいなぁって思いました。

下山監督:撮影中も本当にそうで。本当はエンジン冷やしたり、走るとタイヤが減るから、カメラが回っていない時に車を休ませたいのに、カットって言ってから、撮影もないのに、ぐるぐるぐる、ぐるぐるぐる(笑)。

野村さん:世界のトップクラスの斎藤大吾選手とか、川畑真人選手とかもいて、僕の中では天国でした。あと、車が格好良い。本物のドリフトする時に使う車を持ってきてくださって、みんな本気仕様なんです。それが、やっぱりこの映画の格好良いところ。皆さんが自分で負担してくださったからできたことなんですけど。協力のもと、こんな格好良い車を集められて、大会のシーンを撮影できたり、今回の映画は、全部本物で、嘘がありません。

カメラの限界まで撮影し続けた映像は、ぜひ劇場で
カメラの限界まで撮影し続けた映像は、ぜひ劇場で
本気の走行は、撮影も大変だったかと思います。

下山監督:もちろんプロの方も、野村さん以下レーサー役の俳優の皆さんも実際に乗ってもらって、ほとんどリアルスピードで撮影しています。それは、カメラが乗ることも、照明も、世界的にあり得ない撮影なんです。普段、俳優さんを乗せた時点で60~70km/hくらいの速度がマックス。サーキットでも、撮影のために100km/h超えるってあり得ないと思います。しかし、ドリフトの場合はスピードも遥かに超えますけど、カーブを滑らせる勝負なので、撮影のために、レースと同じことをやっています。

野村さん:映像では嘘つけたわけです。でも、この映画は嘘をつかない。

下山監督:土屋さんが最初にこの映画を作りたいっていう想いの中に「本物のマシンで、本物のレーサーで、本物のリアルスピードでやる」っていうのがありました。それは、音が違う。煙が違う。俳優さんたちも浴びるGが違う。本来であればCGを使うとか、映画の嘘のつき方っていうあらゆることがあるのですが、今回は、煙、音、横Gの迫力をリアルに浴びないと、本気の映像までいかない、お客さんには伝わらないという、思いがありました。

今回は、ほぼ福島でのロケとなりました。

下山監督:ドリフトの映画を作ろうという時点で、ドリフトの聖地・エビスサーキットで、まずは撮りましょうと。そして、僕自身が東北人でもありますし、震災以降、復興活動の一環として、福島で映画祭やこども映画塾をやってきて、今回、エビスサーキットを起点にして他のロケ地も探したら、映画で必要としていた場所が、全部、福島に揃っていました。これは予定外のことだったのですが。福島オールロケで福島の今の姿を世界に発信するべきですし、この映画製作を復興活動の一環として取り組もうということが、あっという間に決まりました。本当に縁でもあるし、相思相愛の結びつきだったかなと思います。

野村さんは、福島にいらしてみていかがでしたか。

野村さん:アルツ磐梯で開催されるスノーボードの大会に来たことはあったのですが、それが福島にあるということを知らないくらい小っちゃい頃で。映画の前は、ほとんど福島に来たことがないに等しいくらい。

でも、今では、僕の中で“リフレッシュする街”といえば、福島になっています。湖もあるし、海もあるし、山もあるし、ご飯おいしいし、温泉あるし。本当にご飯がおいしい。焼肉食べましたし、寿司も食べましたし、焼き鳥、ラーメン…。福島ロケ中、白河の気に入ったラーメン屋には何回行ったかっていう。並ぶ店だったので、朝早くに出て、待ちの名前書いて、ってするくらい満喫しました。

下山監督:撮影ない日も、東京に帰らなかったですからね(笑)。

野村さん:外出は自粛していたのですが、「車の中から出ないから、ドライブは許してください」って言って、ドライブを1人でしてました。磐梯吾妻スカイラインも車を借りて、1人で上って、下って楽しかったです。

下山監督:常磐のほうにも行ってましたね。

野村さん:結構あっちこっち行きましたね。福島は東西南北で街があって、全部違う色を醸し出している。いろんなところに行けるし、ツーリングやドライブにはもってこいの街です。

「この映画をきっかけに地元に誇りをもっていただきたい」と教えてくれた監督
「この映画をきっかけに地元に誇りをもっていただきたい」と教えてくれた監督
「いろいろある、福島はすごい!」と褒めてくださった野村さん
「いろいろある、福島はすごい!」と褒めてくださった野村さん
監督は、福島グルメだとどんなものが印象に残っていますか?

下山監督:エビスサーキットから福島に下りてくるところにあるそば屋は、ロケハンに行く途中で見つけて、「あ、もうここで飯食うから」って決めて食って、おいしくて。エビスでの撮影中も日没前に撮影が終わるので、本来なら福島まで戻ってきて食べるんですけど、助監督のチームと寄ったりしました。あとは、浜通りの道の駅にも、ちょっと余裕がある時に、何人かスタッフと。奥会津は奥会津で、ソースカツ丼とか食べましたね。

野村さん:何食べたか覚えてないくらい、いろいろ食べました。でもほとんど美味しかった。福島市内の鳥ホルモンのソウルフードも安くてうまかったし、時間なくてその辺で食べたそば屋とかでもおいしかった。

そんなに福島を満喫してくださってとてもうれしいです。ぜひ福島にまた来てくださいね。

野村さん:全然!!言われなくても来るんで(笑)!

最後にメッセージをお願いいたします。

野村さん:まず、福島県民の方があまり知らないという、エビスサーキットがどれだけすごいところかっていうのを知ってもらえて、福島県以外の人には、福島はこれだけ良い街だっていうことを伝えられる。震災以降きれいになっているところを含め、こんなに景色もきれいで、こんなにも良いところなんだっていうことを、すごく伝えられる映画です。

それでもって、車の、ドリフトの良さも伝えられるし。完璧な映画かなって思います。福島県民の方のみならず、皆さんに楽しんでいただけたらなと思います。

下山監督:まず、この福島の今と、エビスサーキットとか、我々がみて、すごい土地だっていうことを、この映画を通して、世界のみんなに知ってほしいです。世界中から、このエビスサーキットが注目されているんで、それをきっかけに世界の人たちに、今の福島を見ていただきたい。

そして福島の皆さんには、注目されることで自信を持って“福島の土地の再生”と、この映画を見てハッピーになってもらって“心の再生”と、両方で福島の復興、本当のゴールまでの応援になるような作品になればと思っています。復興の途中ですけど、この映画と一緒になって、未来を一緒に迎えたいなと思います。応援してください。

Information

映画「ALIVEHOON アライブフーン」
開催期間
2022年6月10日(金)~
※上映時間は館により異なる
リンク
https://alivehoon.com/
備考
【福島県内の上映館問い合わせ先】
イオンシネマ福島 電話/024-533-0740
フォーラム福島 電話/024-533-1717

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