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【『ラーメン戦国時代』発売記念 特別座談会】“ラーメン強県”のタウン誌編集部が集結!

2026年2月25日に発売となった『ラーメン戦国時代〜地元タウン誌編集部が選んだ最強の120杯!!〜』では、ラーメン消費額(※)の上位常連県・山形、宮城、福島、新潟、栃木、富山のタウン誌が連携。ラーメンファン必携の1冊を作り上げた。この発売を記念して、ラーメン消費額1位を4年間守り続ける山形市に編集部スタッフが集結!(※)総務省統計局発表の「家計調査(二人以上の世帯)」外食 中華そば(2022~2024年平均)より

  • 情報掲載日:2026.04.03
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

ラーメン消費額1位のヒミツ

宮城・進行役:山形市が長年、ラーメン消費額1位を維持されている点について。

山形市・常盤課長:山形市民にとってラーメンは身近な食べ物、生活に根付いているものだと実感しています。皆様の地域と違って、「山形ラーメンはこれ」というものは実はありません。

しかし、県庁所在地という土地柄も生かし、県内各地の様々なラーメンが山形市にはあります。多種多様なラーメンが何でもあります。今日は味噌ラーメンを食べたい気分、今日は醤油にしてみようか、といったように選択肢の幅が広いのです。本当に身近なソウルフードとなっている、気軽でおいしい食べ物という感じです。

6県のラーメン文化とは?

宮城・梅津:山形同様にご当地ラーメンがない土地柄です。カップラーメンで全国的に有名になった辛味噌ラーメンや、港町ではサバ出汁を使った中華そばなどがありつつ、首都圏で修業されたお店が仙台に来たり、本当に多種多様なラーメン店がたくさんあります。

消費者も色々な味を楽しみながらはしごしたり、自分の好きなところを見つけたりして楽しんでいるのが、宮城・仙台のラーメン文化だと思います。今回、20軒選ぶのも非常に苦労しました。

福島・伊藤:福島では現在、喜多方、白河、郡山ブラックが「3大ラーメン」と言われています。もちろんその土地ごとにたくさんの店舗がありますが、最近では、そのエリアだけではないところで食べられるようになってきました。喜多方に行かなくても郡山にもお店があったり、福島にも白河ラーメンのお店があったりといった形で、様々な地域から皆でラーメンを盛り上げたいという思いで出店されているように思います。

また、会津坂下町の冷やしラーメンや会津山塩を使った山塩ラーメンのように、特産品をうまくラーメンに溶け込ませ、それを皆さんに浸透させていくという動きもあります。

栃木・田島:栃木県は、佐野ラーメンが県の南部に広がっています。現在では、老舗からの弟子や孫弟子といった形で、若い方の開業が非常に目立っています。佐野ラーメンは割とシンプルなラーメンなので、年配の方の好みに合うラーメンではあるのですが、一方で若い方には敬遠されがちでした。

麺が青竹打ちという特徴的な麺で、ピロピロとした柔らかい麺、歯応えが少ないような麺なのです。そこで、若い店主は、コシのある作りに変えてきていたり、背脂を入れてこってりにしてみたり、辛くしてみたりと、佐野ラーメンもこれまでの形を超え、色々な形にアレンジが広がってきていると思います。

新潟・阿部:新潟はまさにご当地ラーメンの地です。縦に長い県なので、気候と産業がエリアごとに異なっています。例えば燕の背脂であれば、金物の町というところで、昔から出前を頼む文化があり、ラーメンが冷めないように背脂を加えていました。長岡は豪雪地帯なので、生姜のきいたスープで温まってもらうといった、産業や気候に関係しているものが今の5大ラーメンにつながっています。

富山:富山ブラックラーメンが一番有名ですね。今やそれだけではなく、味噌ラーメンでは『すみれ』の直営店があったり、塩ラーメンでは鶏ガラと魚介のうまみを生かしたものもあります。

山形・大泉:山形は多様なラーメン店がありますが、何かが流行るというトレンドはあまりないというのが私の実感です。もちろんG系があったり、チェーン展開のお店が山形にも来たりするのですが、山形の人は自分から「これが好き」と好みの味を探しに行く感じがあります。

それだけ受け皿があるというか、どこにでもあらゆる種類のラーメンがあり、自分で「今日はこれかな」と決められる。基本的には「薄味だけどしっかりした味の中華そば」を、時代に流されず、店の人もこだわって作っている、というイメージがあります。

本を片手に「ラーメン旅」のススメ

宮城・梅津:今回、6エリアで連携したのは、ラーメンを起点にして各県を巡ってもらいたい、そのガイドとしてこの本を使ってもらいたいというのも、発行理由の一つでした。そういった地域連携によるラーメン周遊の可能性を、行政としてはどう考えていらっしゃいますか?

山形市・常盤課長:新潟とは時々イベントなどでコラボしたり、うちで開催しているイベントにご招待したりといったことはすでにあります。今回お集まりいただいた県は、全て地続きでつながっていますね。日本の中で、このエリアはラーメン好きな人が多いのかなと思えたりもするのですが、このつながりも何かの縁かと思います。

『ラーメン戦国時代』をバイブルに、旅行の時など一筋書きで巡れるわけです。将来的に連携できる取り組みとして、そういったものも探りながら一緒にイベントをしたり、スタンプラリーのような形もあると思いますし、知恵を出しながらエリアとして盛り上がり、各県でもそれが活性化のきっかけになればうれしいなと思っております。

宮城・梅津:宮城はラーメン多様県なので、仙台で他県のご当地ラーメンを食べてから本場に行って食べ比べを楽しむこともできると思います。

山形・大泉:山形から国道4号に入って、福島、栃木、宮城を巡ったり、山を越えて富山へ行き、海沿いに新潟から戻って来るルートがありそうですね。私は温泉と絡めて、「ラーメンを食べて近くの温泉に行く」ことを提案したいです。

【山形】山形市役所・商工観光部ブランド戦略課 樋口 修課長補佐
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【山形】山形市役所・商工観光部ブランド戦略課 常盤 漢課長
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【山形】月刊山形ZERO☆23・メディアコーディネーター 大泉正成
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【宮城】せんだいタウン情報S-style・別冊編集長 梅津文代
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【新潟】月刊にいがた・ラーメン担当 阿部祥太
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【福島】CJ Monmo・編集長 伊藤かずみ
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【福島】CJ Monmo・統括部部長 廣澤史大
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【栃木】タウン情報もんみや・コミュニケーションデザイン課課長 田島悠太
【栃木】タウン情報もんみや・コミュニケーションデザイン課課長 田島悠太

新潟・阿部:新潟は縦に長いので、上越から下越までで、新潟から東京に行くのと変わらないくらいの距離があります。そのため、各県を回るのは新潟からはなかなか難しいと思いながらも、一つ提案するとすれば、富山、山形の海岸沿いを巡るルートですね。福島も会津であれば、新潟市から1時間半くらいで行けます。

栃木・田島:ご当地ラーメンにはバックグラウンドがあるような気がしています。そういう歴史的な背景や、どうしてこのラーメンがこういう形になっているのかというところも踏まえて、まずラーメン自体を知るというのはすごく重要かと思います。

佐野で言うと、湧き水があって水が綺麗なので、加水率が高めの麺ができていたり、年配の方も食べやすくできていたりします。そういうラーメンの背景を見た上で、観光と結びつけて楽しむと、より深くそのエリアを理解できるのかなと思います。

福島・伊藤:6県の中では一番良い場所にあるなと思っていて、ほとんどの県に隣接しているので、国道4号で来てくださるのも良いし、中央道で山形に来ても良いし、磐越道で新潟へ行くこともできます。自分が訪れやすいところから各地のラーメンを巡っていただければと思います。

福島・廣澤:私も日帰りで色々な場所へ行きました。日帰りで宮城、山形、栃木、新潟くらいまでなら行けるかなと思っていたので、日帰りで行った際にラーメン+観光ができれば、この本の使い方としては非常に良いのかなと。

各県20軒掲載されているので、もし店が満席でもその近くへ行けると思います。検索だと100軒、200軒と出てきて迷いますが、「間違いのない20杯」という点で使い勝手が良いと思います。関東圏、埼玉や群馬などからも来てもらえたらうれしいです。

山形市役所・樋口課長代理:今回掲載の6県は、すべて新幹線でつながっているエリアですので、ぜひそういう交通機関を使いながら巡っていただけると良いですね。

『ラーメン戦国時代』は、福島県内の書店、コンビニ、スーパー等で販売

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