秋の二本松市を彩る風物詩の一つ、『二本松の菊人形』。2018年で64回を数え、福島県内外問わず多くの人に親しまれている。
イベントを盛り上げるべく、市はかねてより"魅せる"菊づくりに尽力してきた。一本の茎から千輪もの花を咲かせる「千輪咲」は、まさに職人技!2年間の育成の様子を収めたプロモーション動画も配信中だ。
また、9月には千輪咲の海外輸出にチャレンジ。今後は日本のみならず世界に向けて菊の魅力を広めていく予定だ。
さらなる新たな試みとして、写真の洋菊・通称「Mum(マム)」に焦点を当てた『にほんまつマムフェスティバル』を、菊人形と同時開催する。小柄でカラフルなマムは、ブライダルなど祝い事にも用いられ、これまでの菊のイメージを変えてくれる存在だ。
『にほんまつマムフェスティバル』は「Mom(=お母さん)」と同じ響きであることにちなみ、子ども連れのお母さんも来場しやすいイベントになっている。ぜひ会場に足を運び、色鮮やかな花々を間近で見てほしい。
2018年9月には、安達保健福祉センター内に子育て世代包括支援センター『Mum』を開設。この他にも、様々な施策で子育て世代を支援。新しい挑戦を重ねながら、より住みやすい街へと進化していく。