山の斜面に咲き誇るサルスベリ。遠くには名峰・安達太良山も

静かな山間にある二本松市の『東和サルスベリ園』。約4haの広大な敷地に20種類ほど、1万株のサルスベリが咲き誇る。園内には「天空の小径」と名付けられた約1kmの散策路が整備されており、赤や白、紫、ピンクなど色鮮やかな花を楽しめる。

頂上からは安達太良山や吾妻連峰の絶景を望むこともできる。園主の大槻さんが自宅の裏山を活用して、少しずつ花を増やして整備した同園。市民庭園を公開する「オープンガーデン二本松」の1つになっている。

青空に映える鮮やかなジニア。花を眺めながら散策を楽しむ

「リステル猪苗代」のホテル前に広がる『猪苗代ハーブ園』。磐梯山と眼下に猪苗代湖を一望できる絶好のロケーションの中、ゆっくりと散策をしよう。百日草とも呼ばれるジニアは、7月から10月上旬までと長く咲くのも魅力。赤、オレンジ、黄色、ピンクと鮮やかな色で目を楽しませてくれる。

また、2023年も9月上旬から10月中旬はコスモス、10月上旬にはコキアが紅葉するなど次々に見頃を迎える。花の開花情報はInstagramをチェック。

梨畑に咲く華麗な花々。秋バラとの共演も見どころ

吾妻山を望む場所にある福島市の『佐藤梨園ローズガーデン』。梨園を営む佐藤さん夫婦と専属ガーデナー高橋 正さんらが手掛ける庭だ。園内には華やかなバラと可憐な宿根草（しゅっこんそう）が互いを引き立て合うように植えられている。

秋はダリア園も見応え抜群。6年ほど前から植え始めたダリアは、今や約450種700株にもなる。青く澄んだ空の下、色とりどりの花が咲き競う。2023年8月下旬からは梨の販売が始まる。朝採りの新鮮な梨をぜひ味わって。

気品あふれるダリア。多彩な品種を間近で愛でる

塙町の温泉施設『湯遊ランドはなわ』に隣接するダリア園。園内には大輪系、丸いボール状のポンポン系、変わり咲き系、八重の優美なカクタス咲きなど、およそ300種5,000株が華麗に咲き誇る。色も咲き方もバリエーション豊かなので、お気に入りの品種を探すのも楽しい。

回遊できるよう遊歩道が整備されており、より間近で花を楽しむことができるのもうれしい。2023年10月末までの期間中は「ダリア祭り」として様々なイベントも実施予定。