人々を見守る観音像がほんのりピンク色に

磐梯山のふもと、会津盆地を眺める地に拓かれた会津若松市の「祈りの里 会津村」。6万坪の大庭園では四季折々の景色が楽しめ、パワースポットとしても知られている。

世界平和を祈念するために建立された、シンボルの会津慈母大観音像。いつもは白い姿で穏やかに人々を見守っている観音像だが、2025年12月現在は修繕のため期間限定でほんのりピンク色に染められ、普段とは違う姿を拝むことができる。

その可愛らしい雰囲気がたちまち人気に。魔除けの意味があるというピンク色。新年の幕開けに悪いものを祓いに行ってみては。

福島市街を一望する感動の絶景からパワーチャージ

福島市中心部に位置する信夫山。東西南北に展望台が設置され、それぞれに違う景色を楽しめる。特に西側にある『烏ヶ崎（からすがさき）展望台』は、180度の視界から吾妻連峰や中心市街地を見渡せる人気の撮影スポット。

2025年3月にリニューアルした木製のデッキには、ベンチやカメラスタンドを設置。セルフタイマーを使えば、1人でも絶景と一緒に撮影できる。また、東北トップクラスとも言われる美しい夜景もおすすめだ。最寄りの月山駐車場からは徒歩約5分。夜道は街灯がないので、懐中電灯の持参を。

東北最大の前方後方墳。古代のロマンとパワーを感じよう

平成3年に発見された郡山市の「大安場（おおやすば）古墳」は、1基の前方後方墳と4基の円墳からなる古墳群。特に1号墳は全長が約83ｍあり、東北地方では最大の前方後方墳と考えられている。

どの古墳も作られたのは約1,500年以上前。平成12年には1・2号墳が国史跡に指定され、平成15年には1号墳や頂上に立ち並んでいたと思われる壺などの出土品が福島県の重要文化財に。歴史と神秘に満ちあふれ、運気を呼び込むパワースポットとして注目されている。

公園内には復元された古墳があり、当時の姿とスケールと体感できる。また、良く晴れた日の1号墳頂上では吾妻連峰や那須連峰なども一望できる。

大海原と鳥居の美しいコントラスト。初日の出パワーで1年の福を願う

常磐道・いわき四倉ICから車で約15分。玉砂利が織りなす美しい波の音が特徴のいわき市『波立（はったち）海岸』。太平洋から昇る初日の出を見ようと毎年多くの人々でにぎわう。

岩の上に立つ小島「弁天島」の近くからは、朱塗りの鳥居越しに昇る太陽の幻想的な姿を眺めることができ、撮影スポットとしても人気だ。

元旦の日の出は6時50分頃の予定。15分程前から空がだんだんと明るくなり始め、藍色からオレンジへ移り変わるグラデーションは圧巻。駐車場もあるが当日は混雑が予想されるため、早めの移動がおすすめ。

日本一早い山開き！山頂からの御来光で清々しい1年の幕開けを

福島県と宮城県の県境にそびえ立つ標高430ｍの「鹿狼山（かろうさん）」は“日本一早い山開き”のスポット。毎年元旦に山開き式が執り行われ、山頂から初日の出を拝もうと福島県内外から多くの登山客が訪れる。

初日の出の予想時間は6時50分頃。頂上では360度の大パノラマが楽しめ、目の前には大海原、そして水平線から昇る清々しい朝日を眺めることができる。

登山口から山頂までは片道40分ほど。低山なので初心者でも登りやすいのが魅力。下山後に元旦登山記念のオリジナル手ぬぐいを数量限定・先着順で進呈。