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FUKUSHIMA MUSIC INFO

「挑戦するなら今しかない!」――高校生ガールズバンド「poor girl」インタビュー

vol.12 poor girl

  • 情報掲載日:2018.05.24
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

 福島西高ギター部のメンバーで2017年4月に結成された5人組ガールズバンド「poor girl(プアーガール)」、通称“ぷあが”。結成から1年、精力的に活動する中で1歩ずつステップアップしている彼女たち。企画ライブを主催するとのことで、インタビューを敢行!

左上から時計回りに、りほ(Ba)、おれお(Vo)、なめ(Gt)、ひな(Gt)、あべの(Dr)
左上から時計回りに、りほ(Ba)、おれお(Vo)、なめ(Gt)、ひな(Gt)、あべの(Dr)

―みなさんは高校の同級生ということですが、結成のきっかけは何ですか?

おれお(Vo)「メンバー全員が入部してる、「ギター部」っていう部活があって、入部した後はバンドを組んで活動するのがメインなんです。それぞれ中学の頃から知り合いだったり同じクラスだったり、ちょっとずつつながりがあって…いざ組もうってなったとき、最終的にこの5人が集まりました」

なめ(Gt)「5人組バンドを組みたかったというより、とりあえず集まったら5人だったって感じ」

おれお「ほとんど初対面で。会う前にLINEとかTwitterのDMとかで何となく連絡は取り合ってたけど、最初は顔と名前が一致しないくらい。誰がどの楽器弾けるかも分からなかったです(笑)」

りほ(Ba)「最初、自販機の前で集まったよね?(笑)」

ひな(Gt)「え?何それ、そんなのあったっけ?(笑)」

なめ「あったあった!(笑) 」

あべの(Dr)「最初は全然喋れなかったよね」

おれお「バンド名を決めたのが、結成と同じ4月くらい。練習をちゃんと始めたのはもっと後?」

あべの「夏休みくらいかな」

リーダー・おれお(Vo)
リーダー・おれお(Vo)

―結成してから今まで、どんな活動をしてきましたか?

あべの「結成してすぐは、右も左も分かんなかったので、とりあえずやってみようかーっていう感じで。ふわっと始まりました」

おれお「バンド関係の楽器をやっていた人がいなくて、みんな初心者からのスタートでした」

あべの「知識もゼロだったしね」

おれお「なので、結成当初からコピーを中心に活動しています。初ライブは部活の企画ライブで、1曲だけだったんですけど」

あべの「始めたばっかりだったので、本当にボロボロで」

ひな「でも楽しかった」

りほ「楽しかったねー」

なめ「あのライブに出てなかったら、今続けてないかもしれない」

おれお「初ライブがあったから、今につながってる感じですね」

なめ「(初ライブ後は)6、7回くらいライブ出たかな」

あべの「全然慣れなくて。毎回すごい緊張しますね」

おれお「毎回終わったあとは反省会になっちゃう。あそこダメだったーってみんなで言い合っちゃう感じです」

あべの(Dr)
あべの(Dr)

―コピー中心ということですが、どんな曲を演奏しているんですか?

おれお「今の持ち曲は5曲なんですけど、それぞれ結構雰囲気が違いますね。
 初めてやった曲は「SEKAI NO OWARI」の「虹色の戦争」。これがデビュー曲、みたいな(笑)。あとは「SEKAI NO OWARI」の「幻の命」、「KANA-BOON」の「ないものねだり」、「SPITZ」の「空も飛べるはず」、「SHISHAMO」の「恋する」、この5曲が今弾ける曲です。
 今後はオリジナル曲も欲しいな、と思っていて。ちょっとずつ考えてるところです」

ひな「一応今考えているのは、恋愛の曲なんですけど、「好き好き!」っていうよりは、叶わない恋っていう感じの曲」

おれお「ひなちゃん中心に、がんばって作ってます!」

―みなさんがギター部に入ろうと思ったきっかけを教えてもらえますか?

りほ「映画の『BECK』を観て、ベースを担当していた平くん(向井理)がもう好きすぎて…!ベースやりたいと思ったので入りました」

おれお「最初からベースだったんだっけ?」

りほ「うん。それまで音楽経験はなかったので、ベース初めて持ったときも「重いな」って思ったくらい(笑)」

りほ(Ba)
りほ(Ba)

あべの「私は、個人的に入っているサークルでアコースティックギターを軽く弾いたことがあったので、ギター弾くつもりでギター部に入りました。でも、バンド組むために初めて5人で集まったときに「ギターやりたい」って人が3人いて、「ドラムがいないぞ」ってなって(笑)。「じゃあ私やるよ」って言ってドラムになりました」

おれお「ドラムがいないとバンドとして成り立たないじゃないですか。あのときあべちゃんが手を挙げてくれて、本当に良かったなって思います!ありがたいです。しかも初めてとは思えないくらい結構叩けてて!本当にすごい」

あべの「今ギター担当してるなめとひなは、バンド組むときはまだギター触ったこともなくて、そんな人たちにドラムを押し付けるのはかわいそうだなって思って」

一同「やさしい…!」

なめ「私は元々「SEKAI NO OWARI」がすごく好きで。中学校の頃からギターは弾きたいと思っていました。あと、西高の体験入学で吹奏楽同好会の見学に行ったときに、もらったチラシにギター部の先輩(OG)バンド・「Lilac(ライラック)」さんの写真が載ってて。それがすごくかっこよくて、Twitterアカウント見つけてフォローしたりして…。「Lilac」さんに憧れて入部しました」

おれお「私も、中学生のときに「Lilac」さんとか、高校生のバンドのライブを見て、バンドってすごいかっこいいなと思って。衝撃でした。元々、楽器も音楽も好きだったので、ギター部に入りました。歌うことも小さい頃から好きだったので、今はボーカル担当してます」

ひな「私は…最初、部活入らないつもりでいて。とりあえず(りほと)二人でギター部に見学に行ってみたら、楽器を体験させてもらえたんです。そのときにギターかっこいいなと思って、入部しました」

なめ(Gt)
なめ(Gt)

―先輩バンド「SkyRide」が立ち上げ、「FALLS」が引き継いで主催していた初ライブ歓迎企画ライブ『バンドやろうぜ!』を、この度みなさんが引き継ぐことになりました。その話をもらったときはどう思いましたか?

なめ「私たちでいいのかな?っていうのが正直な気持ちで」

あべの「同い年でもっとうまいバンドさんもたくさんいるので…どうしようか、みんなで結構話し合いました」

おれお「私たちはまだコピーしかやってないってものあって、すぐOKっていう訳ではなかったです」

あべの「でも、「今しかないね!」ってなって」

おれお「今、高校2年生で、1年間まるまる活動できるのが今しかないよねって話になって。元々、2年生になったら積極的にライブに出たいねって話もしていたので、挑戦してみようと思いました」

ひな(Gt)
ひな(Gt)

―『バンドやろうぜ!』は、高校生を中心にこれからバンドを始めたい人や、ライブに来たことのない人に向けて、バンドやライブの楽しさを伝える企画だと思いますが、みなさんが活動している上で楽しいと感じた瞬間を教えてもらいたいです。

ひな「ライブをした後はみんなで反省して、もっと練習しなきゃねって話をするんですけど…スタ練(スタジオ練習)が本当に楽しくて。またライブ出たいなって思います。みんなで音を合わせるときが、本当に楽しいです」

あべの「1人だとバンドってできないので、5人が集まって1つの音楽ができるときが、音楽やってて良かったなぁと思います」

おれお「私はボーカルなので、スタ練のときは結構みんなの演奏を聴いてるんですよ。練習するたびに、上達してるなぁ!って感じて。合わせるたびに上手くなってるのを感じると、歌いながら楽しくなりますね。思わず笑っちゃうくらい(笑)」

りほ「曲が完成したときはすごくうれしいし、楽しい。あとライブがあるってだけで1週間うきうきして過ごせます」

なめ「ライブに出ると、色んな人と知り合える。他校の高校生ともつながりができるので、それがうれしいですね」

取材を終え、笑顔の5人
取材を終え、笑顔の5人

―改めて、企画のPRをお願いします。

あべの「私たちは全員がバンドの知識ゼロ、楽器の知識ゼロの状態で、演奏も上手くなかったけど、部活の企画ライブっていう敷居の低さもあって初ライブに出ることができたので、この企画がライブに出たいと思っている人、チャレンジしたいと思っているの第一歩になれれば良いなと思います」

おれお「あべのちゃんが言った通り、私たちは全然できなかったところから、ライブにも出られるようになって、楽しいと思えるところまでこれたので、同じように楽しくバンド活動していく人が増えてほしいですね」

なめ「初ライブに誘われたとき、先輩から「できなくてもいいから、1回出てみたら変わるよ」って言われたんです。自分たちにはまだ早いんじゃないかと思ってたんですけど、その言葉を信じて出てみたら、本当に変わって」

おれお「楽しい、もっとやりたい、これからも頑張りたい!って思ったよね」

あべの「お客さんの前でやってみると、もっと上手くなりたいって思えます」

おれお「あと、私となめちゃんみたいに、お客さんとして見に来た人には、憧れのバンドを見つけてもらえたらうれしいですね」

―最後に、今後の目標を教えてください。

あべの「もっと上手くなりたい!今は「間違わないようにしなきゃ」って思っちゃってるので、余裕を持ってできるくらいにはなりたいなぁ」

おれお「あとはやっぱり自分たちの曲が欲しいですよね。自主企画もやってみたい。『バンドやろうぜ!』企画も3ヵ月に1回くらいのペースで、定期的に開催していく予定です。これからも、みんなでいろんなことに挑戦していきたいと思います」


 それぞれが初めて楽器を持ったからこそ、バンドの楽しさや面白さをぐんぐん吸収している5人。自分たちの感じたバンドの楽しさを体感してほしい!という想いがひしひしと伝わってきました。「poor girl」らしさが光る『バンドやろうぜ!』企画、乞うご期待!

★「日刊シティ情報ふくしまWeb」をご覧のみなさんに、「poor girl」からメッセージ!

Information

poor girl presents「バンドやろうぜ!」

出演/poor girl、エターナル乙女、Project Halley 他
※出演者募集中!出演希望の方は「poor girl」Twitterへ問い合わせを
開催期間
※本イベントは終了しました。
2018年8月17日(金) 17:00開演
会場名
福島アウトライン
会場住所
料金
400円(1ドリンク別当日500円)

各出演者SNSで予約受付中、U-ONE MUSICで発売中
問い合わせ先
U-ONE MUSIC
問い合わせ先
電話番号
024-597-7202
リンク
poor girl Twitterアカウント

取材協力/U-ONE MUSIC 阿部さん(@outline1
撮影/武藤健一さん(@k_rock_mt
撮影場所/福島アウトライン

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