
「岳のこけし」は二本松市の岳温泉で生まれた伝統こけし。明治30年代に土湯こけしの影響を受けて歴史が始まった。赤緑2色のロクロ線模様が特徴で、土湯から離れた土地で受け継がれたため、時代の変化を受けることなく土湯こけし本来の趣がそのまま残されていると言われている。

一方、「土湯西屋のこけし」は土湯こけしの創始者と言われる佐久間弥七の弟の家系で、古くからこけしを作る土湯こけしの名門の一つとして知られている。土湯の中でも素朴で渋い味わいのある作風で、岳のこけしに影響を与えたと言われている。

今回の企画展では、岳のこけしと土湯西屋のこけし約280点を紹介予定。初公開の資料もあるので、ぜひこの機会に伝統こけしの魅力を感じよう。
Information
岳のこけしと土湯西屋のこけし
- 開催期間
- ※本イベントは終了しました。
2023年4月1日(土)~7月30日(日)10:00~17:00(最終入館16:30) - 会場名
- 原郷のこけし群 西田記念館
- 会場住所
- 休み
- 毎週月曜日(祝日の場合は営業、翌日休み)
- 料金
- 入館料:大人300円、中学生以下無料
- 問い合わせ先
- 原郷のこけし群 西田記念館
- 問い合わせ先
電話番号 - 024-593-0639
- リンク
-
http://nishidakinenkan.or.jp/