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ふくしま定食部

津軽に七つの雪が降るように、本宮には四つの美味い親子丼の名店がある

第18回「一二三食堂」

  • 情報掲載日:2018.12.02
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

いつの間にか年末も近づいて、気忙しくなってきましたね。そんな日は、心ごと解してくれるような、そんなお昼をいただきたくなるものです。

第18回目の「ふくしま定食部」は、本宮市で三代続く、創業63年(2018年12月現在)の老舗『一二三食堂』さん。
入り口にはためくノボリの様は、さしづめ「両国国技館」か、はたまた試合日の「とうほうみんなのスタジアム」か。

ノボリのメニューに一旦足が止まるも、気持ちは決まっているので、誰かが背くらべをしたかのようにも見える一二三食堂さんののれんを潜ります。

本宮と言えば烏骨鶏。烏骨鶏と言えば本宮。烏骨鶏を使っているお食事処が多い印象がありますね。

こちらにお邪魔すると、高確率で親子丼をいただきますが、そのバリエーションは四種類。そのうち2つはハーフサイズもあって、他のメニューとの組み合わせという選択肢が生まれるわけですから迷います。

本宮烏骨鶏の卵に会津地鶏を合わせた"ぜいたく親子丼"。鶏肉も卵も烏骨鶏な"本宮烏骨鶏の親子丼"。やわらか若鶏肉の"親子丼"は(上)と(並)があります。

古くから中国宮廷の薬膳料理として食されてきた烏骨鶏を改良した、本宮烏骨鶏。餌にビール酵母やエゴマを使い、高タンパク・低脂肪。本宮ですもの、「アサヒビール福島工場」の恩恵を活かしているわけです。

今日も、やはり親子丼は食べたいなと。
せっかくなので本宮烏骨鶏の親子丼をハーフにして、そこに前々から気になっていた、ホルモン炒めを単品で追加して豪勢にいきましょう。

テレビを眺めながら、待つこと10分ほどで到着です。

「本宮烏骨鶏の親子丼」(ハーフ・650円)と「ホルモン炒め」(単品・750円)
「本宮烏骨鶏の親子丼」(ハーフ・650円)と「ホルモン炒め」(単品・750円)

しっかりとした噛み心地の本宮烏骨鶏。噛むほどに染み出る旨味が、寄せては返す波のよう。出汁の効いたつゆと、コクのある味の濃い卵の相まったその様は、リップグロスを纏った唇と見紛うような、ぷるっとした艶やかさ。

これは、濃厚民族の血が騒ぎます。

ここで一息ついて、ホルモン炒めへスイッチ。

このホルモン、ガウディの建築物にも似た曲線美とでもいいましょうか、そのやわらかさ、食感は見た目からも伝わってきます。

柔らかなホルモンの中、香ばしく炒められたモヤシのシャキシャキとした歯ごたえが良いアクセントになっています。ニンニクが効いた、甘みとコクのある味わいは、ビールを添えた日曜の夕方にも間違いなく合うでしょうね。

こちらは、他にも「五目あんかけラーメン」や、「マジャーメン」、「冷どん」など、まだまだ気になるメニューも多いんです。
それもそのはず、メニューは50種類を超えるとのこと!

出前の注文も多く、忙しい中の店主のキビキビとした動き、一旦置かれたおかもちの使い込まれた風合いに、その人気の高さを伺うことができます。

本宮市の中心地にあって駐車スペースも9台(店舗道向かいに2ヵ所)。幅跳びの踏み切りのようにも見える駐車スペースに停めて、温かい食堂へ大ジャンプ!

地域にこんな食堂があったらいいなと思わせる、素晴らしい食堂です。

ごちそうさまでした。

Information

一二三食堂
住所
電話番号
0243-33-2373
営業時間
11:00~20:00
休み
毎週火曜日(祝日の場合は営業)
駐車場
9台

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