福島県が食品ロス削減へ向けて展開する「もったいない！食べ残しゼロ推進運動」では、取り組みに協力する店舗や事業所を募集している。

2021年11月1日時点で598店を「食べ残しゼロ協力店・事業所」として認定。参加店舗には、認定証やステッカー、ポップの提供など、福島県が取り組みを支援する。

認定店の「道の駅あいづ湯川・会津坂下」内の農家レストラン「くうべえる」では、ご飯の量を調節できるよう普通（230g）、大（300g）、小（150g）からサイズを選べる。料金は変わらない。

さらに、調理の際に出た野菜くずをベジブロス（野菜ダシ）として活用するといった取り組みを実施。野菜くずからとったダシは日替わりスープに活用している。

駅長の宮下直美さんは「お客さまから『量がちょうど良かった』などの喜びの声をいただくと励みになります。食品ロスへの意識を日々持ちながら接客にあたるよう心がけています」と話し、今後のさらなる拡充を目指している。