羽州街道、上山藩の城下町として古くから賑わいをみせた山形県上山市。そんな上山市で新たな名物をつくろうと、2022年度に市の事業として取り組んできた「新名物商品等の創出支援」。地域の魅力を再発見し、全国へ発信するための新たなプロジェクトに、地域にある3つの事業者が応募し、商品開発に取り組んできました。

参加した事業者は、上山市とタッグを組み、それぞれの事業者の特色、強みを生かした新たなアイデアを形に。ネーミングやパッケージ、販路なども想定しながらブラッシュアップし、2023年待ちに待ったお披露目！山形県内では珍しい官民一体となって生まれた新商品たちをご紹介します。

お惣菜もごはんもこんにゃく？目もお腹も大満足？

上山市で二代に渡りおいしいこんにゃく料理を手掛けてきた『丹野こんにゃく』。自慢の味をお弁当に詰め込んだこちらの新名物は「え！これもこんにゃく？」とびっくりも一緒に楽しめます。

ラ・フランスの香りが魅惑の農家がつくるデザート

蔵王連峰の麓でさくらんぼやラ・フランスを栽培する『杉山さくらんぼ園』。そこで育つ良質かつ自慢のラ・フランスをカヌレに仕上げました。表面は香ばしく焼き上げたカリッと食感、中はもっちり、爽やかに果実が香る新作デザートの完成です。

自慢のバタークリームとラ・フランスの出会いに舌が躍る

かみのやま温泉で手作りにこだわり、からだに優しいお菓子をつくる『大國屋』。バタークリームの層を厚めにし、大きめにカットしたラ・フランスは濃厚な風味で、甘美な味わい。特別に焼き上げたサブレ生地で豊かな味わいに仕上がりました。

商品の詳しい情報は各店HPやSNS、上山市の公式SNSアカウントなどから随時配信予定。気になる方はそちらもチェック！山形県上山市に誕生した“新名物”、おでかけの際はぜひ、味わってみて！