農家がスイーツを通して伝える、福島の米の魅力

「多くの人に米の魅力を知ってもらい、米の消費拡大につなげたい」と、米農家『Dew Drop Farms（デュー・ドロップ・ファームス）』が贈るスイーツ。米粉はもちろん自家栽培のコシヒカリを100％使用（「おのげんき」のみ小野町産）。

しっとりもっちり焼き上げた定番のシフォンケーキにはリピーターも多い。プレーンの他、チョコチップや抹茶、季節限定を含め約25種類。また、マフィンやドーナツ、ロールケーキなどもあり。予約で贈答用やデコレーションなども対応。予約はLINEがおすすめ。

老舗が目指す“おいしい”ギルトフリースイーツ

創業70年以上、本宮市で愛される菓子店『菓匠 きねや』で数年前から販売する「ギルトフリースイーツ」。ダイエット中やアレルギーの方でもおいしいスイーツを食べられるようにと試行錯誤を繰り返している。

グルテンフリーの米粉スイーツもその1つ。おいしさを追求し、菓子により使う米粉を変えている。カステラはしっとり、ショートブレッドとアーモンドチュールはサクサク食感に。小麦粉や卵不使用の「ロースイーツ」や、グルテンフリーのチョコレートもあり。

自然の恵みたっぷり。夫婦で届ける自家製の味

2022年春に地元・天栄村に戻った幡谷さん。山奥で自家栽培する農薬・肥料不使用、天日干しの米を使ったパンと菓子の販売をするため『穂鹿（ほか）』をオープン。

収穫した米はモミのままで保存、使用する際に精米し、米の鮮度とおいしさを大切にしている。合わせる食材も自家製にこだわる。菓子には自家栽培の大豆を使い、栄養たっぷり。果物や野菜もその時期に採れる食材を中心に取り入れ、旬を楽しませてくれる。登場するパンや菓子は時々で変わるのでインスタを要チェック。