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ふくしま定食部

印象的な店名だけじゃない、会津若松を昼も夜も元気にする食堂

第83回「食堂 トミーとマツ」

  • 情報掲載日:2024.08.04
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

福島市から会津若松市へは、高速バスなら90分ですが、敢えて東北本線→磐越西線で向かう第83回の「ふくしま定食部」。

午前中に到着した会津若松駅は、夏の空気も相まって故郷でもないのに帰省したよう。

駅からは大町通りを南下。喫茶店や食堂、伝承館などが軒を連ねる通りは、その情景だけでも懐かしさとワクワクが同居した気持ちに。

個性的なお店が多い印象の花小路通り
個性的なお店が多い印象の花小路通り

大町通りから神明通りを越え、蒲生氏郷公が眠る興徳寺の南側を抜ける「花小路通り」に入ると、2022年7月オープンの「食堂トミーとマツ」さんが現れます。

外観を見た瞬間に蘇る昭和50年代の記憶。見間違いかとさえ思える店名は当時の刑事ドラマのタイトルと同じ。

通称「トミマツ」さん。看板と踏切のオブジェが目印
通称「トミマツ」さん。看板と踏切のオブジェが目印

オープンの11時(日曜日は10時)ジャストにドアを開け、中央のサミットも開催できそうなテーブル席に陣取ります。

店内はテーブル・カウンターのほか、店主の名前を冠した「朋の間」に加え「トミーの間」「マツの間」に仕切り可能な座敷も。

開放感溢れる店内は、おひとり様でも団体でも受け入れ可能
開放感溢れる店内は、おひとり様でも団体でも受け入れ可能

豊富なメニューから、噂の「刑事」の「TKG」♪と韻を踏んで、朝らしい「デラックスTKG定食」をチョイス。※店名と同名の刑事ドラマは『噂の刑事 トミーとマツ』

2024年7月からは定食中心の新メニューになりました
2024年7月からは定食中心の新メニューになりました
午前中のみの朝メニューも良いですね
午前中のみの朝メニューも良いですね

ウッド調の内装で森林浴気分で待つこと10分ほど。生卵とアジの干物の豪勢なビジュアル「デラックスTKG定食」(900円)が到着です。

旅館の朝食さながらの定食で、デラックスな朝を演出
旅館の朝食さながらの定食で、デラックスな朝を演出

米沢市「ウフウフガーデン」でお馴染みの山田鶏卵の卵は、色も味も濃くてリッチ。ほかほかご飯にコクのある卵をのせたら、そこに垂らすのが会津若松市で造られたイゲタ醤油「彩」というダブルの贅沢。

オレンジ色の濃厚な卵に合わせるのはイゲタ醤油「彩」
オレンジ色の濃厚な卵に合わせるのはイゲタ醤油「彩」
卓上には会津坂下で100年の歴史を持つ会津高砂屋の醤油も
卓上には会津坂下で100年の歴史を持つ会津高砂屋の醤油も

ひと口頬張った卵かけご飯のなんと朝らしいことか。ダブルメインの干物も今日は好物のアジでラッキー。皮はパリッと身はふっくら。箸を入れるとほろりとほぐれる焼き具合の絶妙。

海老出汁の味噌汁に、小鉢も5品と隙のない布陣。

スッと箸を入れると、朝の訪れを実感
スッと箸を入れると、朝の訪れを実感
お椀から海老がウエルカムと言ってくれた気がしました
お椀から海老がウエルカムと言ってくれた気がしました

宿泊した翌朝、特に日曜日は10時オープンなので、チェックアウト後の朝食スポットに絶好ですね。

10時オープンの日曜日は特別メニュー
10時オープンの日曜日は特別メニュー

さて、せっかくの遠征ですから、「トミマツ」さんのフルポテンシャルに浸りたいところ。しかし胃袋はひとつ…。

それではと、本日中の再訪を決意して、夜の部開始まで会津城下を散策してお腹を空かせてきます!

城下を散策しつつ、とりあえず鶴ヶ城へ登城。市役所界隈からは20分ほど
城下を散策しつつ、とりあえず鶴ヶ城へ登城。市役所界隈からは20分ほど

お腹を空かせて戻った17時30分。「ただいま」とばかりに再びドアオープン。席を選べるポールポジション。今度は松崎しげるさんに敬意を表して「マツの間」へ。

掛け軸には、屋号とオーナー夫妻の名前から1文字ずつ
掛け軸には、屋号とオーナー夫妻の名前から1文字ずつ
ビール愛のメモリー!(650円)供されたらラッキーなオーナー宅で採れた枝豆付き
ビール愛のメモリー!(650円)供されたらラッキーなオーナー宅で採れた枝豆付き

本日2度目の定食は、声高らかに「ポークソテー定食」(1,500円)をオーダーです。

喉も乾いたので、ドラマの国広富之(トミー)と同じく、琥珀色のバディを添えましょう。※トミーのバディ、マツ役は松崎しげる

配膳された瞬間、「ほぼピアノ!!」。バターとニンニクが効いた、甘辛タレを纏った肉厚豚ロースは、サクッと歯の入る柔らかさ。脂身もウットリするほどにハイオク。

まるで弾力のある鍵盤。カリッと揚げ焼きされた目玉焼きもうれしい
まるで弾力のある鍵盤。カリッと揚げ焼きされた目玉焼きもうれしい

毎度のことながら、やっぱりライスにオンしたビジュアルも見たくなりますよね。他のお客さんの目も憚らず、“ポークポークエッグ丼”を完成させました。

好物オンザ好物オンザ好物!ひとりポークジェンガを楽しみたい
好物オンザ好物オンザ好物!ひとりポークジェンガを楽しみたい

「トミマツ」さんのボリューミーさを求めて、平日は腹ペコサラリーマンで賑わいます。

以前いただいた「からあげ定食」もほぼクリスマスなボリューム。ゲンコツ大の唐揚げがゴロゴロ4つ。

胃袋への第1投目は、プレーンで旨みをダイレクトに受け止めて。クリスピーな衣とジューシーな鶏肉のコントラストがたまらないです。第2投目は、たっぷり目のマヨネーズをかすめて味変で堪能。

以前来店時に注文した、クリスピーで食べ応えのある「からあげ定食」(1,000円)
以前来店時に注文した、クリスピーで食べ応えのある「からあげ定食」(1,000円)

せっかくの会津の夜ですから、銘酒もいただきたいなと、「会津馬刺し」「宮泉」(宮泉名醸/会津若松市)を追加しましょう。

クセもなくとろけるような馬刺しに辛味噌をちょこんと乗せて冷酒で追いかける至福。

馬刺しロース(1,100円)に合わせるのは、店主オススメの宮泉(900円)
馬刺しロース(1,100円)に合わせるのは、店主オススメの宮泉(900円)

居酒屋経営の経歴もある「トミマツ」さんは、コレコレ!といった絶妙な夜メニューがあるのも強みなんです。

ほろ酔い気分になっていると、いつの間にか良い時間。帰れなくなるのは困るのでこれにてお会計。

帰りに考えました。「トミマツ」さんのあったかい雰囲気はどこからくるのか。それはスタッフのエプロン姿なんだと!滲み出るアットホームさの象徴。元気をもらえる明るい接客が心地良いですよね。

エプロン姿にいつの間にか癒やされていました
エプロン姿にいつの間にか癒やされていました

休日を彩る午前の定食も、銘酒を添えるお疲れさまの定食も、昼夜を問わず受け止めてくれる、会津若松のホッとステーション。

店名が気になって入店したはずが、味わいと接客ですっかりお気に入り。いずれ、復活予定のラーメンをいただきに再訪させてください。

ごちそうさまでした!

Information

食堂 トミーとマツ
住所
電話番号
0242-36-7666
営業時間
【火〜木曜日】
11:00〜14:00/17:30〜20:00
【金・土曜日】
11:00〜14:00/17:30〜22:30
【日曜日】
10:00〜14:00
休み
毎週月曜日
駐車場
なし(近くに有料駐車場あり)
リンク
https://www.instagram.com/tomimatushokudo/

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