3回目となる今回は、郡山市の実力店「白河手打中華そば いずみや」の系列店として、2025年6月27日に岩瀬郡鏡石町にてオープンした『白河手打中華 しょうはく』を採り上げたい。
店舗の場所は、鏡石駅(JR東北本線)から約450m(徒歩約5分)。日本料理店を彷彿とさせる洒落た店構えは、こぢんまりながらも格式を感じさせる。
開店の1時間前に店頭へ向かったが、既にお客さんの姿も見受けられ、開業から数ヵ月にして、鏡石の地に根付いていることを実感させられた。
初訪問時に召し上がっていただきたいのは、『しょうはく』の基本の味である「中華そば」。だが、とりわけ、本場白河仕込みのワンタンがトッピングされる「ワンタン麺」もおすすめだ。
地鶏と豚ガラの重厚なコクを宿すスープが、啜り上げた瞬間、瞬時に食べ手の意識を丸ごと飲み込む。キレとコクを合わせ持つ醤油ダレの匙加減も、新店とは思えないほどハイレベル。
スープと鶏油。両者が「至高の食味の実現」という目的を共有し、協働しながら互いの魅力を引き立て合う構成は、まさに白河ラーメンの「範」を示すものだ。
このスープに合わせる麺は、昔ながらの竹打ち製法で仕上げた手打ち縮れ麺。太さが不揃いな麺線は、口に運ぶ度に異なる舌触りを見せ、複雑なたわみが触覚を包み込む。麺とスープの相性も、申し上げるまでもなく抜群。そこに絹布のように滑らかなワンタンが加勢し、最強の「三位一体」を展開させる。
その他、「中華そば」に特製の生姜ダレを加えた「新中華そば」、隠れた人気メニューである「味噌ラーメン」も固定客が付くほどの完成度を誇る。
優良店がひしめく福島県のラーメンシーンは、新店にも容赦なく高水準を求めるが、『しょうはく』もまた、「白河ラーメン」という様式美の極致を堅実・着実に紡ぐ優良店。この1杯が放つ正しさと強度に、通い続ける理由を見出すはずだ。
Information
白河手打中華 しょうはく
- 住所
- 電話番号
- 0248-94-7261
- 営業時間
- 11:00~15:00
※スープがなくなり次第終了 - 休み
- 毎週水曜日
- 駐車場
- 20台
- リンク
-
https://www.instagram.com/shou.haku/


