『Legare』から繋がれ!農産物を通し、町の元気を発信
半田山などの豊かな自然、「旧伊達郡役所」や桑折宿などの歴史ある街並みを持つ桑折町。また1994年から皇室へ桃「あかつき」の献上を続け、2016年には“献上桃の郷”を商標登録。全国から上質な桃の生産地としても認められている。
2018年4月24日(火)に農業振興活動拠点施設『Legare Koori(レガーレ・こおり)』をオープン。「Legare」とは、イタリア語で“繋ぐ”“繋がる”という意味。子ども達の集まる場所だった幼稚園を改修、農産物を中心とし、さらに人々を繋ぎ、元気を発信する拠点となるようにという想いが込められている。施設内の大きな本格ピザ窯では旬の食材をのせたピザが焼き上がり、集まった人が思わず笑顔になる香りを漂わす。春はイチゴ、夏の桃はもちろん、トマトや冬のリンゴなど、四季折々の町の味が楽しめる。今後は生地にも町産小麦を使う予定だ。
「町民同士、心ひとつに。住んでいて良かったと思える町を作っていきたい」と、町長は様々なイベントや施策に取り組む。今年新たに制作したロゴマークもその一つ。拠点施設開設に伴い、新たな6次化商品の計画もある。近隣市町村を巻き込み、発展し続ける桑折町からますます目が離せない。