2021年11月よりスタートした「E-Actふくしま環境リレーコラム」。毎月「日刊CJ Monmo Web」にて、所属団体の取り組みについてリレー形式で紹介。「E-Actふくしま」の詳細はコラム第1回 をご覧ください。
第2回は「福島学院大学情報ビジネス学科『GreenGreen』」です。以下、福島学院大学情報ビジネス学科 安田いつ美先生よりご説明いただきます。
福島学院大学情報ビジネス学科『GreenGreen』の紹介
「E-Actふくしま」の活動の一環として、1年生の授業で福島市の環境問題を取り上げました。一人ひとりが意識を変えるためには、まずは広く知ってもらうことが大切と考え、有志が集まり『GreenGreen』を立ち上げました。
最初の活動として、SDGs周知のためにカルタを作ることにしました。目標達成につながる行動を読み札にし、17の目標のどれに該当するのかをアイコンで表示。誰でも楽しみながら行動に移せるように工夫しました。
情報ビジネス学科の学生は、日頃ビジネスマナーやデザインなどを学んでいます。また、地域に関わる仕事をしたいと考える学生が多く在籍しています。そこで、カルタの製作資金は地元企業を回り自分たちで集めることにしました。SDGsに積極的に取り組んでいる企業を訪問し、協賛企業を募りました。
アポイントを取るための電話では、用意したメモを読み上げて自動音声のようになってしまったり、一生懸命説明を終えたら受付の方だったり等々、微笑ましいエピソードもたくさんです。
35℃を超える真夏の猛暑日の中、慣れないスーツを着て企業へ訪問。緊張で名刺交換の手が震えるほどでしたが、多くの企業に賛同いただき予算を達成することができました。協賛いただいた企業の活動はカルタで紹介しています。
50音すべてを使い、さらに17の目標にも当てはめる作業は想像以上に苦戦しました。言葉の並びを入れ替えたり、似た言葉を探したり試行錯誤を繰り返しました。絵札はすべて手描き。親しみやすく、温かみのある仕上がりになっています。
2021年11月6日には福島市「こむこむ館」で、NHK福島のラジオ番組「こでらんに5next」のイベントに参加。小学生や家族連れなどを対象にワークショップを開催しました。
また、福島市教育委員会を通して、福島市内の小学校と特別支援学校、計47校に「SDGsかるた」をお届けすることができました。一人でも多くの人が手に取り、行動を起こすきっかけになったらうれしいです。
今後は、一般の方への販売も検討しております。購入・貸出に関しては、お問い合わせください。
2021年1月21日(金)から23日(日)まで、「街なか交流館(旧中合2階)」で開催される環境パネル展に出展します。『GreenGreen』の活動の様子とカルタの展示を行います。
また、今後も小学校等でワークショップを開催し、SDGsについて一緒に考えていけたらと思っています。
Information
- 問い合わせ先
- 福島学院大学情報ビジネス学科
メール:yasuda.itsumi@fukushima-college.ac.jp - 問い合わせ先
電話番号 - 024-515-3221
- リンク
-
http://www.fukushima-college.ac.jp/
Information
- 問い合わせ先
- 【E-Actふくしまに関するお問い合わせ】
事務局:福島市環境課 - 問い合わせ先
電話番号 - 024-525-3742
- リンク
-
https://www.city.fukushima.fukushima.jp/kankyo-o/machizukuri/shizenkankyo/kankyo/e_act.html