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【協会けんぽ】社員の健康づくりを応援!『伊達貨物運送 株式会社』の取り組みを紹介

【AD】「ふくしま健康経営優良事業所2018(2019年度県知事賞)」に認定された『伊達貨物運送』。社員の健康づくりのために取り組んでいること、またその成果についてご紹介します。

  • 情報掲載日:2021.03.17
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

喫煙のリスクを伝えることで、社員が率先して車内禁煙に協力

「社員が自分を信頼して働いていると感じるので、それに応えるためにも、安心して働いてもらえる企業であり続けたい」と酒井さん
「社員が自分を信頼して働いていると感じるので、それに応えるためにも、安心して働いてもらえる企業であり続けたい」と酒井さん

50年以上にわたり、福島県北地区や宮城県の白石・仙台エリアで運送業を営む『伊達貨物運送 株式会社』。社会経済に欠かせない物流の仕事を通して地域に貢献するべく、働きやすい職場環境づくりに取り組んでいます。

2016年に健康事業所宣言にエントリーした同社では、「運送の業務上、従業員が健康で事故がないことが重要である」として健康経営方針を明文化。働き方改革の推進、健康管理の充実、メンタルヘルスケアの推進の3つを掲げ、代表取締役の酒井良晃さんが旗振り役となり、さまざまな取り組みを行っています。

令和元年度に力を入れた禁煙対策には、自らも喫煙者だった酒井さんの思いが大きく反映されています。「亡くなった父も愛煙家でしたが、がんになっても止めることができず、弱っていく姿を見たことがショックでした」と話します。

酒井さん自身も1日3箱以上吸っていたそうですが、禁煙したのはある出来事がきっかけだったそう。「仕事が忙しくストレスが溜まっていたある時、手持ちのタバコが切れたんです。寒くて買いに行くのが嫌だなと思い5分我慢してみたらできたので、さらに10分、30分と続けてみたら意外に大丈夫だなと思って。気付けばそのまま10年が経ちました」と笑います。

会社の敷地内や駐車場はすでに禁煙でしたが、社員に父のような辛い思いをさせたくないと、トラックを禁煙車と喫煙車に分けることから始めました。ところが、社員の方から自分の車も禁煙車にして構わないとの申出が相次ぎ、今では全てが禁煙車に。福島県の「空気のきれいな施設」も認証取得するなど、全社を挙げて禁煙に取り組んでいる同社では、今後、プライベートも含めた社員全員の禁煙を目指しています。

再検査が必要な場合でも早期受診で発症リスクを減らす

社員の健康管理には常に気を配り、健康診断では、5年ごとに脳疾患・心臓疾患についても検査する、人間ドックに近い内容のものを受診させているのも特徴です。

車と公道を使う運送業の仕事は、常に事故のリスクと隣り合わせ。病気を予防しようと心がけることが、自分の命だけでなく、他人の命を守ることにもなるため、再検査になった場合の受診率アップに力を入れているといいます。「以前は受診するよう声を掛けるだけで、仕事が忙しいからと行かない社員もいました。でも今は、費用も出すし、休みも与えるから行ってくださいと伝えています。

自分の健康は自分しか守れませんからね」と酒井さん。総務・経理部人事担当課長の高橋千加子さんも、「再検査が必要となった際、当社のように受診費用を全額会社が負担するというところは、なかなかないと思います。受診のために休みを取ったり勤務時間内に行くことも可能にしたので、受診率は上がってきています」と話します。

一方で、社員のおよそ1/3が30代以下と若いため、健康の大切さについてまだ実感がないという問題もあり、今後は若い社員への健康についての教育に力を入れたいと話していました。

働き方を工夫することでワーク・ライフ・バランスの推進を

残業時間削減と年間休日数を増やすため、同社では、2020年4月から2つの時間帯での勤務形態に変更しました。また、新卒者の採用活動の中で休日に対する要望のウエイトが高かったことを受け、負担が大きい部分はどこかを定期的に話し合い、解決策を絞り出しているそうです。

「4週7休で土曜は交代で出社という形に変えたことで、社員のライフスタイルもだいぶ変わりました」と酒井さん。工業用品の取扱いが多い同社では、取引先がムダな在庫を生まないようカンバン方式(※)を平準化してきているため、年間を通した仕事量も平均化が進み、あらかじめ忙しい時期が推測できるので、仕事を分散しながらなるべく休みが取れるよう工夫をしているといいます。

また子育て中は遅出・早上がりなど、それぞれの働き方に合わせて出勤時間を変えることができるなど、ワーク・ライフ・バランスを推進しています。

※カンバン方式…指示通り生産することでムダをなくす仕組み

青空の下で土とふれあう事で、社員のコミュニケーションも図れる

アグリ部で栽培した大きなにんじんとかぼちゃ。新たにブルーベリーを植えたので、ブルーベリー狩りをするのが楽しみだとか
アグリ部で栽培した大きなにんじんとかぼちゃ。新たにブルーベリーを植えたので、ブルーベリー狩りをするのが楽しみだとか

今年度は新たにメンタルヘルスの取り組み強化を追加。その一つとして誕生したのがアグリ部です。「健康経営には食も大事と考えた時、青空の下で何かできたらいいね、休みの日も充実していたら楽しいのではとの声があり、土いじりをすることでストレス解消になればと始めました」と高橋さん。

参加数はまだ少ないそうですが、収穫した野菜は社員で分け合い、コミュニケーションツールにもなっていると話します。

ドライバーに対しては、運行管理者が毎日朝晩の点呼の際に声を掛け、体調不良が見られるようであれば原因を分析して病院に行かせるなど、早めの対処を心がけています。「本人と定期的に話をしたり、周囲の声を聞いたりしながら、不安なことがあった時にも言いやすい環境づくりを心がけています」と酒井さんはいいます。

他にも毎年行っている献血活動に合わせ、保健師を招いて食育や健康に関する講話をしてもらう取り組みも続いています。「外で食べると好きなものしか食べないことが多いですよね。でも食べる順番や食べ合わせを知っていることで、
選ぶ時の参考になれば」と酒井さん。こうした経営者自らが先頭に立ち、従業員の健康づくりに取り組んでいる点が評価され、ふくしま健康経営優良事業所の2019年度県知事賞を受賞しました。

「今回県知事賞をいただきましたが、特別なことをしているという意識はありません。当たり前のことを当たり前に続けてきただけなので驚きましたが、社員一人ひとりが努力をするという意識が広がっているおかげだと思います」と話す酒井さんの背中を見ている社員にも、その思いがしっかりと伝わっているのだと、インタビューを通して感じました。

ふくしま健康経営優良事業所・県知事賞受賞をはじめ、さまざまな取り組みに対する認証状などが並びます
ふくしま健康経営優良事業所・県知事賞受賞をはじめ、さまざまな取り組みに対する認証状などが並びます

Information

伊達貨物運送 株式会社
住所
電話番号
024-583-4151
問い合わせ先
【この記事に関するお問い合わせ】全国健康保険協会 福島支部(協会けんぽ)
問い合わせ先
電話番号
024-523-3916
リンク
https://www.datekamotsu.co.jp
備考
[支店]仙台支店・白石営業所・白石倉庫(第一・第二・第三)
■設立/1968年(昭和43年)
■代表者/代表取締役 酒井良晃
■従業員数/95名(男性86名、女性9名:2020年8月現在)

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