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【協会けんぽ】社員の健康づくりを応援!『社会福祉法人 郡山福祉会』の取り組みを紹介

【AD】「健康経営優良法人2020(大規模法人部門)」「ふくしま健康経営優良事業所2019」に認定された『社会福祉法人 郡山福祉会』。社員の健康づくりのために取り組んでいること、またその成果についてご紹介します。

  • 情報掲載日:2021.04.08
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

感謝・健康・謙虚を健康経営の軸にスタート

健康経営の取り組みを「職員が財産」と定める郡山福祉会では、特別養護老人ホーム、軽費老人ホーム、デイサービス、介護保険センターなどの福祉サービスを展開しています。職員と施設利用者、地域に向けた健康づくりについては、2010年に衛生委員会を設置、看護師、作業療法士、機能訓練員、産業医などと連携し、福祉施設ならではとも言える目配りの効いた組織を作りました。地域に向けては、2015年に多目的運動場を整備、グラウンドゴルフなどで気軽に体を動かせる場を提供しています。

同会の健康経営に向けた動きが高まりを見せたのは、2015年7月に福島市で開催された協会けんぽ主催の「健康経営セミナー」でした。セミナーを受講した統括施設長の矢部真裕美さんは、「私自身、管理栄養士、健康運動指導士としての知識や技術はあるものの、それを健康経営にどう生かせばよいか日頃から考えていたところでした。このセミナーで法人の事業継続のためにも、地域の福祉向上のためにも健康経営が大事だということを確信できました」と振り返ります。

「入居者様・利用者様の健康を守る仕事ですから、健康づくりに対する職員の意識は高く、こうと決めたら行動は早いですね」と矢部さん
「入居者様・利用者様の健康を守る仕事ですから、健康づくりに対する職員の意識は高く、こうと決めたら行動は早いですね」と矢部さん

2016年4月には、法人理念の実現のために、職員の行動規範として職員が大切にする3K(感謝・健康・謙虚)を定め、心が通い合うケアのためには、職員自らが健康であり続けることが大事ということを職員全員が共有しました。

「私たちの施設で健康づくりの先陣を切っているのは理事長で、2020年で91歳なのですが、毎日3000歩を歩くことを日課にしています。その元気な姿を見ると、私たち職員も頑張らなくては!という思いになりますね」と矢部さん。行動規範を受けて、禁煙できない職員に対し、禁煙外来を紹介するといった取り組みもスタートしました。

血圧測定、ストレスチェックで職員の健康状況を把握

2016年9月、同会では、職員の健康状態を把握すると共に、高血圧と診断された職員に対し、産業医の指導のもと、血圧手帳を配付しました。「肥満などから糖尿病に進行することもありますので、血圧チェックから取り組むことにしました」と矢部さん。

同年には、職員全員にストレスチェックを実施し、介護事業所やデイサービスなど事業所ごとに抱えるストレスについて把握しました。「業務によってストレスの大小はありますが、個人がストレスをどう受け止めて向き合うか、心のゆとりを持つことが大事」と矢部さんは話します。

健康づくりの推進が、入居者様・利用者様・地域の皆様・職員の幸せの土台

「厚労省のユースエール(若者の雇用・育成)や、くるみんマーク(子育て支援)の認定取得は、健康経営があるからこそ」と豊田さん
「厚労省のユースエール(若者の雇用・育成)や、くるみんマーク(子育て支援)の認定取得は、健康経営があるからこそ」と豊田さん

「2017年に健康経営目的・組織を明文化し、見直しのたびにアップデートしています。どんどん上書き更新してしまうので、以前のデータも残しておけばよかったかもしれません」と笑みを見せるのは、健康づくり推進者(総務部長)の豊田英人さん。健康経営組織の中核として活躍するメンバーの一人です。

同会では、「地域の皆さまと一緒に健康づくりをしよう」と、2016年から集会所に出向いてYY健康教室を開催しています。「YYとは腰痛予防の頭文字であり、ワイワイ楽しく、優しく寄り添うと言う意味も込めた」とのこと。2017年~2018年にかけて行われた特別養護老人ホームうねめの里のユニット(個室)化の改修工事と合わせて、これまで使っていた浴室をYY健康ジムとしてリニューアルしました。「健康を害しているから社会参加できなくなるという考え方ではなく、社会参加することそのものが健康の源という発想です」と豊田さん。地域を挙げてのYY地域交流活動は、年間400名余りの地域の方々が参加しています。こうした活動が評価され、同会は2020年3月に郡山市が推進する「SDGsアワード」、11月に「まちづくりハーモニー賞」を受賞しています。

YY健康ジムには、有酸素運動器4台、筋力アップ運動器4台、ストレッチ運動器3台が並び、休憩時間などに職員が自由に使うことができます。

現在は新型コロナウイルスの影響から地域住民を集めてのYY健康教室の開催は自粛していますが、一般社団法人ふくしまをリハビリで元気にする会理事長・岡本宏二先生と一緒に健康体操のDVDを作成し、家庭でも気軽に取り組める健康づくりを発信しています。

「YY健康ジムの開設と合わせて、全職員に健康づくり個人ファイルを配布しました。これは健康診断の数値、体組成計測データ、運動記録などを本人が書き込み管理できるツールです。ファイルに記録を書き込むことで、本人のモチベーションアップにもつながる効果が期待できます。こちらのデータは私たち衛生委員会でも集計しており、現在その分析を進めているところです」と豊田さん。集計データを拝見すると、性別、年齢に加えて、体幹部、上腕二頭筋(右)、大腿四頭筋(左)…といった詳細な項目が並び、健康改善に向けたポイントが“見える化”されているところが特徴です。

「健康づくりは職員みんなの協力と、共に支え合う態勢が不可欠です。より良い福祉サービスの提供、やりがいのある職場、子育てしやすい環境は職員みんなの健康があってこそ叶うと思います」と豊田さん。その笑顔は自信にあふれていました。

Information

社会福祉法人 郡山福祉会
住所
電話番号
024-961-8633
問い合わせ先
【この記事に関するお問い合わせ】全国健康保険協会 福島支部(協会けんぽ)
問い合わせ先
電話番号
024-523-3916
リンク
https://koriyama-fukushikai.com
備考
■設立/1989年(平成元年)
■代表者/理事長 宗像照男
■従業員数/130名(男性47名、女性83名:2020年8月現在)

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