「商品デザインで福島をもっと楽しく!」を合言葉に、福島県産品のパッケージやネーミングに着目する連載。
今回より「ふくしまクリエイターズバンク」のマッチングから商品完成までに密着する企画がスタート!商品開発に対する思いや初回打ち合わせの様子を取材させていただきました。
ふくしまクリエイターズバンクとは?
魅力的な商品があるのに、売り方がわからない事業者と、良いアイデア・デザインはあるのに、披露する場がないクリエイターを事務局がつなげてマッチング。“伝わる売れる”デザイン・ネーミング・パッケージ・広告を一緒に考え、商品を開発・改良する。
「キャンプ飯」の熱い打ち合わせに潜入!
新地町の海沿いにある「釣師防災緑地公園」のオートキャンプ場には福島県内外からたくさんの人が訪れる。しかし、観光客は町外で購入した食材でバーベキューを楽しむという。「近くに鮮魚店やスーパーがないので、購入できる場所がないんですよね。訪れた方に地元の海産物を食べてほしいのですが」と日下さん。
そこで、相双の海産物を使ったキャンプ飯の開発を決意。「キャンプ飯を開発し、キャンプ場の自動販売機やオンラインで売り出したい。その際に使用するロゴ・パッケージデザインがほしい」という思いから今回「ふくしまクリエイターズバンク」に応募した。
事務局が選んだクリエイターは、パッケージデザインを得意とする奥河さん。初回打ち合わせでは、趣味でキャンプをするという自身の経験を生かし、ターゲット設定や商品の方向性まで丁寧にアドバイスしていた。2社のマッチングでどんなキャンプ飯ができるか、今後も目が離せない。
プロフィール
浜福
新地町の漁師の妻である渡邊さんの「相双沖の海産物を味わってほしい」という思いから2022年3月に創業。第一弾の商品として「タコシウマイ」を開発・販売した。
OKU DESIGN
各種ブランディングやロゴデザインなどを手がける。イラストや食品パッケージのデザインが得意。趣味はキャンプや登山。
ふくしまベストデザインコンペティション商品募集!
「ふくしまベストデザインコンペティション」は、福島県産品のパッケージデザイン等の向上による商品力強化を目的に、「パッケージデザイン」「ネーミング」「商品企画」が優れた福島県産品を表彰するコンテスト。
受賞商品については、「福島県観光物産館」「日本橋ふくしま館ミデッテ」福島県内の道の駅等で特設コーナーの設置や「福島県観光物産交流協会」が運営するECサイト等での商品の取扱いなど、販路の拡大を支援。
スケジュールや賞などの詳細はHP(https://fbdc.fksmdesign.com/)をチェックしよう。
【申込期間】2022年11月18日(金)まで
【申込方法】HPにて応募用紙をダウンロードし、必要事項を記入後、郵送かメールにて送付
【審査委員】放送作家・小山薫堂(「おくりびと」の脚本を担当)、タレント・眞鍋かをり、他6名
Information
【AD】ふくしまベストデザインコンペティション
- 問い合わせ先
- ふくしまベストデザインコンペティション事務局(ユナイトワン株式会社内)
- 問い合わせ先
電話番号 - 024-531-1371
- リンク
- 公式Facebook
公式Instagram - 備考
- 主催:福島県