いつもモンモをご愛読いただきまして、誠にありがとうございます。

この初夏号の制作期間（2020年2月下旬～ 4月中旬）の状況でモンモにできることを考えた時、やはり愛しい福島の姿をお伝えしていくことだと思いました。今号の表紙は平田村にある『ジュピアランドひらた』の見事なアジサイです。アジサイの花言葉には「一家だんらん」「家族の結びつき」という意味もあります。今こそ私たちが大事にしなければならない言葉と考え、表紙にいたしました。

また、巻頭特別付録として福島の花風景のポストカードを2枚付けました。外出がままならない状況ですが、離れているご家族、ご親戚、ご友人など大切な方に、ポストカードで近況報告や、「お元気ですか」と夏のご挨拶にお使いいただけたら幸いです。

「癒やしの花風景」「福島の豆腐」特集など、今号の取材に際しては感染予防に配慮して進めてまいりました。誌面を通じても十分にお楽しみいただける内容になっておりますが、お出かけされる場合は万全な予防対策をお取りください。

皆様の安全とご健康、そして一日でも早く平穏な生活に戻れることをお祈り申し上げます。

モンモ編集部 編集長　武田華央里

『モンモ 2020年初夏号』の巻頭特集は、誌面を見ているだけで夢心地になれる「心晴れる 癒やしの花風景」

「福島で遊ぶ。食べる。楽しむ。」といった視点で、福島県内で暮らす大人の方向けに発行している情報誌「モンモ」は、シティ情報ふくしまの姉妹誌としてもおなじみの一冊。

2020年初夏号の巻頭特集は、「心晴れる 癒やしの花風景」。広大な花園を、大切に守り育てる花守人とともに紹介。平田村「ジュピアランドひらた」の約27,000本のアジサイ畑や、日本最大規模を誇る南会津町の「高清水自然公園ひめさゆり群生地」、宮城県加美町「やくらいガーデン」の黄色い絨毯のような菜の花畑など、誌面を見ているだけで心癒やされる花風景を6ヵ所掲載します。

また、花咲く庭が自慢の飲食店や、家で花や緑を楽しむためのガーデニングショップも紹介。美しい花々の姿で、その場に行ったかのような爽やかな気持ちを感じていただけるはずです。

第二特集は、「免疫力アップを助ける 福島の豆腐」。今回は、ひと味違う専門店の豆腐を紹介。町の職人が、材料や製法にこだわり、思いを込めて生み出す逸品豆腐。これからの暑い時期は特にごちそうに感じるはず。作りたてのおいしさが詰まった、町の豆腐の魅力を再発見できますよ。

家にいてもお出かけした気分になれる、福島の美しい初夏の魅力を感じられる一冊をお見逃しなく。
（2020年5月10日発行・A4判・100ページ・定価840円）