季節の移り目に楽しむ旬の味覚 色、香り、栄養価ともに満点の逸品

秋には、滝川渓谷、矢祭山など福島県内外から多くの観光客で賑わう風光明媚な紅葉スポットを有する矢祭町。足を運んだ際に、ぜひ一度味わって欲しいのが町特産のゆずだ。
標高1,000mを超える八溝山の急斜面を利用して栽培されるため、昼間は太陽の光をたっぷりと浴び、夜には冷涼な空気に包まれる。この寒暖差が、色鮮やかな色味と、大ぶりで香りが凝縮されたゆずを育むという。ビタミンCやカルシウム、カリウム、鉄分など栄養分を豊富に含んでおり、美容や動脈硬化予防、疲労回復、風邪予防などさまざまな効果が期待できる。


また、町と栽培農家と二人三脚での取り組みも盛んに行われている。果汁はもちろん、皮や種も無駄なく活用できるというゆずを使い、町内ではすでにゆず味噌やドレッシング、シャーベットなど多種多様な加工品を販売している。果肉をそのままくり抜いて容器にし、香りが存分に楽しめる「ゆずシャーベット」(1個・250円)、さわやかな香りの「ゆず味噌おでん」(1本・150円)もおすすめだ。11月から12月にかけ迎える収獲の最盛期。現在も開発中という新商品の登場に今後も期待したい。
おいしさのヒミツは「バリエーション豊富な優れもの」
町内で採れる香り豊かなゆずは、砂糖漬けや和え物、ゆず味噌、ジャム、デザートに至るまでバリエーションが豊富だ。これからの季節なら白菜にゆずの皮を入れてアクセントを利かせた浅漬け。刻んだゆずを砂糖または蜂蜜に漬け込みお湯で溶かすだけで作れるゆず茶もおすすめ。気軽に作れるメニューが多いのも魅力。
町の魅力を満喫するイベント。特産のゆずや鮎も味わえる

恒例の「やまつり元気祭り2018」が2018年11月3日(祝)に開催。会場となる「ユーパル矢祭」とプール「スインピア矢祭」の2会場で行われる。
ユーパル矢祭では、お笑いコンビ「母心」の漫才、町の特産品が当たるお楽しみ抽選会を実施。また、スインピア矢祭では、声の大きさを競うユニークな大声コンテストやじゃんけんに勝つと新米がもらえるイベントのほか、米俵運びや丸太の早切り、さまざまな障害物をクリアしながら挑む〝踊る!大綱引き〟などが行われる。会場には特産品の販売や飲食ブースもあり、出荷の最盛期を迎えるゆずや焼きたての鮎の塩焼きなども味わえる。

Information
矢祭町観光協会
- 問い合わせ先
電話番号 - 0247-46-4575
- リンク
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http://www.town.yamatsuri.fukushima.jp/
- 備考
- ◆購入方法
【ゆず味噌おでん】
●滝川の里
住所/東白川郡矢祭町上関河内馬渡戸1-1
TEL/0247-47-2260
営業時間/8:00~17:00※食堂は10:00~
【ゆずシャーベット】
●ユーパル矢祭
住所/東白川郡矢祭町東舘蔵屋敷108-1
TEL/0247-46-4300
営業時間/10:00~17:00
http://www.naf.co.jp/yuparu/