小松寅吉の最高傑作といわれる「飛翔獅子」

明治36年、名狛犬を数多く生み出した石工・小松寅吉の三大「飛翔獅子型狛犬」最後の作品。なんと台座も含め一つの石から彫り出された。美しく波打つたてがみや、生き生きとした表情が見事。

時代の型にはまらない独創性。格式高い「一之宮」の狛犬

地域の中で最も社格が高いとされる「奥州一之宮」の神社。狛犬は天保11年、名石工・小松利平作と推定されており、背中に均一に彫られた渦巻き状の文様から、高い技術が伺える。3段石組みの上に猫足の台座をのせた豪華な造りになっており、一之宮にふさわしい姿。

白河市・熊野神社の個性派狛犬

「日本一足の短い狛犬」と言われ、狛犬愛好家の間で有名。どんな生き物がモデルなのか全くわからない、筒のような寸胴愛されボディが魅力的だ。

「狛犬とゆく しらかわ巡り」狛犬のマップ

2021年9月25日発売の「CJ Monmo」10月号「狛犬とゆく しらかわ巡り（P.84〜88）」で紹介している狛犬のマップです。