福祉、介護、交流の拠点。住民の心の拠り所に
富岡町は大震災や原発事故の影響によって帰還困難区域が残るが、JR常磐線夜ノ森駅東側の住宅街などは復興拠点として除染や環境の整備が進められ、2023年春には避難指示が解除される見込みとなっている。
そんな中、2022年3月、復興拠点近くに開所したのが、『特別養護老人ホーム桜の園』。次いで『トータルサポートセンターとみおか』も開所し、福祉・介護・交流の拠点『共生サポートセンターさくらの郷』が誕生した。
両施設は富岡二小跡地に整備。落ち着いた雰囲気の建物で町民の快適な生活を支える。「施設がなくて町に戻ってこられなかった人の帰還促進につながります」と、富岡町役場企画課の畠山侑也さんも期待を寄せている。
人と人・人と地域をつなぐ、共生サポートセンター
共生型サポート拠点施設『トータルサポートセンターとみおか』内には利用者の健康増進を支えるフィットネスジム、地域の野菜や果物を使った健康的なメニューを提供するカフェ、会議室、ワークショップルームを備えている。
ジムとカフェはいわき市内でフィットネスジムを展開する『Re-Birth(リ・バース)』が運営。理学療法士や管理栄養士がスタッフとして常駐しているので安心。ジムには最新のマシンが揃い、その人にあったプログラムを提案してくれる。
CJ Monmoスタッフ・はるなも「キネシス」というマシンに挑戦!なんと200種類以上のエクササイズができるそうで、運動後は肩こりがスッキリ。富岡町民向けに毎週月曜日、介護予防教室なども行っている。
Information
メディカルフィットネス Re-Birth(リ・バース)富岡
- 住所
- 電話番号
- 0240-25-8915
- 営業時間
- 9:00〜20:00
- 休み
- 毎週木曜日
- リンク
-
https://rebirth-fitness.com/tomioka/
地元産の食材にこだわり、健康を考えたメニューを提供
地元産の新鮮な野菜や果物などの食材を活かしたスコーンやスープを中心に提供しているカフェ。やや小ぶりで食べやすいスコーンには国産の全粒粉を使用。定番の「プレーン」「くるみバナナ」「桜いちご」など、オール280円。富岡町民も一緒に考えて考案した「さつまいもとナッツ」のスコーン(季節限定)も販売されている。
オーガニックヴィーガン紅茶(400円〜)やこだわりのコーヒー(350円)もぜひ、試してほしい。
木の温もりが感じられる明るい店内の窓辺に面したカウンター席があり、のんびりと過ごすことができそう。
Information
Re-Birth café(リ・バースカフェ)
- 住所
- 電話番号
- 0240-25-8915
- 営業時間
- 10:00〜19:00
- 休み
- 毎週木曜日
富岡町移住定住ポータルサイト「とみおかくらし」
「富岡町で暮らしてみたい」「新しいことにチャレンジしたい」という人のために、町の情報や様々な支援策を紹介するポータルサイト。富岡を知るにはまずここから。
- 定住して子育てする世帯に、出産記念手当や子育て世帯奨励金を交付。
- 家を新築したり、リフォームをする際の補助。
- 起業したい人の相談や起業支援金も充実。
移住定住ポイント
Information
富岡町への移住について
- 問い合わせ先
- 富岡町企画課 企画政策係
- 問い合わせ先
電話番号 - 0240-22-2111
- リンク
-
富岡町移住定住ポータルサイト「とみおかくらし」