日本最大級のしだれ桜並木をゆったりお花見さんぽ

喜多方市の「日中線しだれ桜並木」の「日中線」とは、かつてこの場所を走っていた旧国鉄日中線に由来する。1984年に廃線となったのち、線路跡が「日中線記念緑道公園」として整備され、市民の手でしだれ桜が植えられた。

当初は1kmほどの区間のみの植樹だったが、のちに延長され、2024年現在では約3kmに渡り、約1,000本が立ち並ぶ。ヤエベニシダレサクラ、ベニシダレサクラとしだれ桜に品種を限定した桜並木では日本最大級の規模を誇ると言う。

ランチもカフェも楽しめる漆器店が営む蔵造りのカフェ

喜多方市の漆器店が立ち並ぶ「うるし銀座通り」の一角にある『Café terrace わさび』。隣接する「木之本漆器店」の蔵を改装した店は、梁や漆喰の壁にかつての面影が残り、落ち着いた雰囲気の中で食事が楽しめる。

メニューはカレーやハンバーグなどご飯ものに加え、あんみつ、クレープ、パフェまでバラエティー豊か。一部はテイクアウトできるため、食べ歩きやお花見のお供にもぴったり。天気が良ければテラス席で過ごすのもおすすめだ。

遅めのランチにもぴったりのヘルシーなスパイスカレー

喜多方市「レトロ横丁商店街」近くの住宅街の中にある『喫茶とカレーのお店 らぐ〜に』。店主が「健康に良いスパイスを気軽に食べてほしい」との思いで、2022年にオープンした。

10種以上のスパイスを独自の配合でブレンドしたカレーは、風味豊かで年代や男女問わず食べやすい仕上がり。デザートメニューも豊富でカフェのみの利用もできる。カレーは終日提供しているため、ランチタイムを逃してしまったときにも重宝しそうだ。

味わいを自分流にアレンジ。ソースを選ぶ新感覚オムライス

喜多方市役所の隣に店を構える『Cocco tree（コッコツリー）』は、プリンやパンケーキなど卵を使ったメニューにこだわるカフェ。

スイーツが有名ではあるがランチも好評で、中でも2024年2月に登場したばかりの「選べるあいがけソースの石焼オムライス」はユニークな一品。和洋中７種のソースから好みの2種を選び、オムライスにかけることができる。チーズなどのトッピングでさらにカスタマイズも可能。自分だけの味わいを見つけて。