桜スポット

【福島市渡利】花見山（はなみやま）

『花見山』では3月下旬の梅を皮切りに、トウカイザクラ、ヒガンザクラなど十数種類の桜やハナモモが次々と咲き、里山を彩っていく。

ふもとのログハウスには園内のボランティアガイド「ふくしま花案内人」が常駐しているので、体力やスケジュールに合わせて見学コースを教えてもらおう。足腰に自信があれば、山頂展望台に向かう60分コースへ。市街地と吾妻連峰を一望するポイントや桜に包まれるトンネルなど、花見山ならではの見どころが多い。

途中に植えられている桜「天の川」は、大輪で八重咲の花が上向きに咲く珍しい品種で4月中旬には芳香を漂わせる。

【福島市太子堂】信夫山公園（しのぶやまこうえん）

福島盆地のシンボル的存在である『信夫山』の桜の見頃は例年4月上旬。山全体には山桜も含めて2,000本の桜があるとされるが、ふもとの信夫山公園にある約200本のソメイヨシノは圧巻だ。

噴水のある駒山広場は遊具があり、明るい時間は親子連れなどで賑わう。夜はライトアップが行われ、昼夜で異なる雰囲気を楽しめる。

【福島市山田】高倉山（たかくらやま）

平成21（2009）年から住民組織で手入れをしてきた『高倉山』は、桑畑から生まれ変わった山。気軽に登れる標高116ｍの低山で、ハナモモ260本、桜130本の見頃は例年4月3日頃から。

ソメイヨシノの古木や、白く可憐なモニワザクラ、大杉など見応えがある。高倉山の頂上からは吾妻・安達太良の山々と信夫地区の田園風景、遠くは福島市の街並みまで一望できる。

【福島市大森】大森城山公園（おおもりじょうやまこうえん）

約700本のソメイヨシノが咲き競う『大森城山公園』は高倉山からも近い。桜の季節になると、遠くからでもピンク色に染まっているのが見える。

古木ながら手入れが行き届いた桜は美しく、頂上の広場はピクニックにもぴったり。遊具や福島市市街地を一望する物見櫓もあり、小さな子どもが喜びそうだ。

立ち寄りランチスポット

【福島市吉倉】蕎麦割烹 HONDY（ホンディー）

昼はそばやご飯ものを、夜はコース料理をメインに提供する『蕎麦割烹 HONDY』が2025年2月、福島市吉倉にオープン。料理人No.1決定戦で日本料理ジャンルのトップ4に輝いた実績を持つ店主が腕を振るう。

おすすめは、茨城県産最上級「かすみ鴨」を使用した「鴨南蛮蕎麦」。昆布やカツオ、サバからとった上品なだしに、鴨のうまみが加わったつゆは奥深い余韻を生み、飲み干したくなる味わいだ。

【福島市大森】江南水餃店（こうなんすいぎょてん）

人気の「えなみ」グループが運営するラーメン作りのノウハウを生かした、福島市大森の水餃子専門店『江南水餃店』。皮は北海道産小麦を使って毎朝手打ち、手延べ、手包みし、モチモチの食感が特徴。

ひと口噛めば中から肉汁があふれ出る。餡はニラかネギを選べ、ココナツの香り良い特製タレとの相性も抜群だ。自家製酢など様々な調味料も用意されているので、自分好みに味変するのもおすすめ。