2023年4月7日（金）から26日（水）に『喜多方さくらまつり』が開催される喜多方市で、春のドライブを満喫しよう。今回はおすすめの桜と立ち寄りスポットをご紹介。

全長約3km、国内最大級の桜並木の遊歩道をおさんぽ

喜多方市を訪れたら必ず一目見たいのが『日中線しだれ桜並木』。かつて喜多方駅から熱塩駅を結んでいた、旧国鉄日中線の線路跡に整備された遊歩道沿いに、約1,000本ものしだれ桜が続く、全国的な人気を誇る桜スポットだ。

見どころは、遊歩道の中ほどに設置されているSL。実際に日中線を走っていた蒸気機関車と桜のコラボレーションは、ぜひカメラにおさめよう。

そのSL広場から北へ5分ほど歩くと、枝が歩道に覆いかぶさるように垂れ下がる、通称「桜のトンネル」エリアに到着。まるで桜の雨が降っているかのようなこのエリアでは、どこを撮影しても絵になる。

桜並木に隣接している「喜多方商業高校跡地臨時観光駐車場」に駐車すれば、SL広場へも桜のトンネルへもアクセスしやすい。

桜の見ごろは例年4月中旬から下旬。2023年4月7日（金）から26日（水）の間は、「喜多方さくらまつり」が開催され、4月14日（金）から23日（日）にはライトアップも実施されるので、足を運ぶならこの時期がおすすめ。

春らしいグルメやスポットで喜多方を満喫しよう

合わせて巡りたい、しだれ桜並木近くのスポットをご紹介！

会津喜多方ラーメン館本館

黄色い箱の喜多方ラーメンでおなじみの河京の直営店。様々な種類の喜多方ラーメンや自慢の自家製チャーシューなどを取り揃えている。ボール状のお菓子・おいりがのった、さくらまつり期間限定の「おいりソフトクリーム」（400円）も提供中（おいりがなくなり次第終了）。この時期しか食べられない春グルメを味わおう！

ラーメン神社

喜多方ラーメンの歴史や資料が展示されているスポット。御朱印好きはラーメン神社をチェック。期間限定「さくらまつり御朱印」（300円〜）は桜カラーで見逃せない。

他にも喜多方さくらまつりパンフレットには多くのお店が掲載中！リンクからダウンロードしよう！

ノスタルジックな雰囲気の写真が撮れる、旅心をくすぐる桜

しだれ桜並木から車で約15分。街なかから足を伸ばして、『日中線記念館』も立ち寄りたい。昭和初期に建てられた、旧日中線の終点・熱塩駅が現在は記念館となっており、展示されている客車にも入ることができる。

春は、なんといっても駅舎の赤い三角屋根と桜の大木のコラボレーションを楽しめるのが魅力。ノスタルジックな雰囲気に浸りながら、タイムスリップした気分で桜を満喫しよう。桜の見ごろは4月下旬。

喜多方旅の締めくくり！喜多方ラーメンも日帰り温泉も楽しめる道の駅へ

日中線記念館の後は、国道121号沿いの『道の駅ふれあいパーク喜多の郷』でおなかを満たし、お土産探しを。

「ふるさと亭レストラン」では、進化形喜多方ラーメンも味わえる。オリジナルメニュー「喜多方ラーメンバーガー」（500円・数量限定）は平成21年ふくしま特産品コンクール食品部門で優秀賞を受賞。麺を焼き固めバンズ代わりにした一品で、ここでしか味わえない味とビジュアル。

道の駅敷地内には日帰り温泉施設「蔵の湯」もあるので疲れた体を癒やそう。

隣接する八方堤周辺には、堤を囲むようにソメイヨシノ、ヤマザクラ約200本が植栽されており、隠れた桜スポットとなっている。見頃は4月下旬。