2016年発足。福島大学や会津大学など福島県全域の学生主体で運営している「CJ Monmo学生編集部」。学生自らが企画・取材・編集などの誌面編集はもちろん、SNSでも発信。大学の枠を超えて交流でき、自身のキャリアアップにもつながる活動です。
雑誌「CJ Monmo」では毎月「学生編集部の福島のここに行きたい!」を連載。現在新メンバーを募集中です!
「CJ Monmo」2025年11月号は、“個性派おせんべいを探す!”をテーマに、いわき市『しんごさん海煎本舗 小名浜店』と福島市の『紅屋(べにや)本店』を学生編集部が取材してきました。
いわき小名浜を盛り上げる“旨いせんべい”はいかが
いわき市の『しんごさん海煎本舗』は、震災後に「地元を盛り上げたい」という思いから現在の場所に移転し、いわき小名浜ならではの名産を販売している。年2回ほど新商品を開発し、観光客を中心に地元の魅力を伝えてきた。
名物「メヒカリせんべい」は、いわき産のメヒカリを中心に使用。片栗粉をまぶして特製ダレをつけ、その場で焼きあげて提供する。また、お土産にぴったりな「ハワイアンカレーせんべい」は昔懐かしい味わいで老若男女を魅了する。
新商品「芳醇プレミアム小名浜たこせんべい」は、2025年9月に行われた「第一回 新いわき産品フードコンテスト」でグランプリを受賞した。「漁獲量の減少など厳しい環境の中でも、地域の良さを生かした商品作りを通して、地元とともに歩み続けたい」と社長。ぜひ“旨いせんべい”を堪能して。
Information
しんごさん海煎本舗 小名浜店
- 住所
- 電話番号
- 0246-92-0453
- 営業時間
- 9:00~18:00
- 休み
- 全館休館日
- 駐車場
- 450台
技術とこだわりが生む、甘い味わいの巻きせんべい
福島市飯坂町にある和菓子屋『紅屋(べにや)本店』。季節の花をモチーフにした上生菓子が月替わりで6、7種類並ぶ他、「巻せんべい」などの和菓子を購入することができる。
巻せんべいは砂糖を煮詰めて作る有平糖という飴をせんべいで包んだ一品。より質の高い材料を選び、季節や気温によって、砂糖を煮詰める時間や加減を調整するなど、店主・蓬田さんの職人技が光る。
「せんべいを焼く際はとても暑いので、夏場は特に大変です。それでも、お客さんの“おいしい”という言葉を聞くとやりがいを感じます。2025年で創業96年を迎えるので、まずは創業100年を目指して営業を続けていきたいです」と蓬田さんは話す。
客層は主に年配の方々だが「孫が好きだから買いに来た」という方もいるそう。巻せんべいは、世代を越えて愛されている。
Information
紅屋(べにや)本店
- 住所
- 電話番号
- 024-542-3640
- 営業時間
- 7:00~18:00
- 休み
- 毎週日曜日
- 駐車場
- 5台
- リンク
-
https://www.instagram.com/beniya_honten/


