第102回の「ふくしま定食部」は、令和7(2025)年11月に郡山市熱海町にオープンしたばかりの『みちくさ ふらり』さんを訪ねます。
いまだ寒い日が続く2月。温泉にアイスアリーナと、磐梯熱海はむしろ冬こそのエリア。けんちんうどんに味噌ラーメンと寒い日に食べたくなるお店が点在。
磐越道を磐梯熱海ICで降りたら、磐越西線と並走するように西へ。熱海バイパスを15分ほど進むと、右手に古民家の佇まい。
その手前にはなんとも気になる“トラとうさぎの看板”。実は母娘である店主とオーナーのそれぞれの干支がデザインされているんです。
中に入ると、自然を借景できる大きな窓の開放感。まさに古民家の店内。右手の厨房では店主のやわらかな立ち居振る舞いが空間に調和しています。
丸テーブルにソファなどバラエティに富んだ席は30席。改装を手伝ってくれた仲間と一緒に選んだという家具にも安らぎます。
お手洗いの手前には、うっかりすると見落としそうになる客間のようなスペース。ここだけは喫茶室のような談話室のような特別感。
今日は窓越しに大きなつららを見上げようと、円卓に陣取って定食メニューを熟考。
とは言え、4種の定食のうち3種は制覇済みでしたので、残る「からあげ定食」をごはん大盛りサービスでオーダー。
到着を待つ間、セットのコーラを飲みつつ、雪景色を眺めるゆったり時間。
初めての訪問はおすすめの「しょうが焼き定食」でした。こだわりの自家製しょうがダレを絡めたやわらか豚ロースは食べやすい厚み。ライスをくるんで大きな口で頬張ることをおすすめします!
「カレー定食」はいわゆるライスカレーではなくキーマカレー。丸く盛り付けられたご飯の上のぽってりキーマ。野菜感たっぷりの毎日食べたくなる懐かしい家庭の味。
「もつ煮」は煮込みに煮込まれて味が染み染みの根菜類に、ぷるぷるもつの具だくさん。ほかの定食に単品で添えたくなるんです。
待つこと10分ほどでしょうか。「からあげ定食」がボリューミーに到着です。
げんこつサイズのジャンボな唐揚げは、かじりついた瞬間の衣の軽さに驚きます!サクッと弾ける香ばしさ。
醤油ベースの下味が付いているので、そのままでおいしい唐揚げ。クリスピーな衣の中にはやわらかジューシーなもも肉。このコントラストが心地良いです。
カリッサクッからの肉汁ジュワジュワ。以前いただいたしょうが焼きのボリューム感で油断していましたが、からあげ定食はなかなかの食べ応え。それでも軽い衣のおかげでパクパク食べ進んじゃいます。
たっぷりのキャベツも瑞々しいおいしさ。マヨネーズとミニトマトが踏切信号のように見えたのは、かつて中山峠の急勾配を列車がスイッチバック方式で登っていたからなのかもしれません。
時を越えて今、私の口から胃へとからあげがスイッチバックしながら進んでいる気分です。
峠の手前のひと休み。
ふらりみちくさの定食時間は心のゆとりを取り戻す大切な時間。大きな窓の景色を眺めながら、定食をいただきにみちくささせてください。
ごちそうさまでした!
Information
みちくさ ふらり
- 住所
- 電話番号
- なし(Instagramにて問い合わせを)
- 営業時間
- 11:00~17:00
- 休み
- 毎週水・木曜日
- 駐車場
- あり
- リンク
-
https://www.instagram.com/michikusa_furari11/


