![この日は大雪警報。夕方6時、除雪ステーションで待機していた作業員たちに除雪車出動命令が下され、一気に緊張感に包まれる。視界の悪い中出動した除雪車は、特に大雪の日は降っては積もる雪を何度も搔きながら朝を迎える](https://www.cjnavi.co.jp/assets/uploads/2024/01/a43bc752d250427f1b8f30ddcb1ab160.jpg)
積雪や凍結などによる交通事故などの障害を未然に防ぎ、安全で快適な道路を確保する除雪作業。雪国に暮らす私たちにとって、除雪作業は毎日の通勤、通学、物流になくてはならないもの。除雪作業は、国や自治体が建設業者などに委託して行われる。
降雪の予測をしながら、寒波や低気圧による大雪時には、昼夜を問わない作業となることもあり、作業員の負担は過酷だが、「暮らしを守る」との強い使命感が安全で安心な道路交通を支えている。熟練オペレーターや担い手不足といった課題に対応するため、DXによる効率化など、大幅な変革が急務となっている。