2021年にスタートした「E-Actふくしま環境リレーコラム」。「日刊CJ Monmo Web」にて、所属団体の取り組みについてリレー形式で紹介しています。
「E-Actふくしま」の詳細はコラム第1回 をご覧ください。
第27回は「福島市消費者団体懇談会」です。以下、福島市消費者団体懇談会 副会長・宮﨑秀剛さんよりご説明いただきます。
消費者として環境のためにできること
福島市消費者団体懇談会について
「福島市消費者団体懇談会」とは、福島市内の消費者団体相互の連絡協調を図り、消費生活の向上に寄与することを目的とする協議会です。
昭和56年の発足以来、永きにわたり消費者問題に関する研究調査、提言など、様々な啓発活動を行っております。令和6年4月現在、9団体が加盟しております。
各団体の活動を情報交換し、共有することで活動をより広げていくことが可能です。「福島市消費者団体懇談会」のFacebook、Instagramも開設いたしました。学習会の告知、事業報告など、都度更新しますのでぜひご覧下さい。
消費者として環境のためにできること
消費者庁では「消費者白書」を毎年発表しています。その中で消費者の4割が「環境負荷の少ない商品購入に踏み出せていない」と回答しています。
それは環境に配慮した商品は一般のものに比べて高価であり、消費者としては割安なものを選択してしまうという事からです。どうしても対価を伴うためお財布の中身と相談しながらの行動になるのは無理のないことでしょう。
一方、環境にやさしい消費行動とは、私たち消費者が無理なくできる自然保護活動の1つです。商品やサービスを購入するポイントは、環境への負担を減らす取り組みをしている生産者やメーカー、販売企業の選択です。 その考えが社会に浸透することで、環境に配慮した商品が増加し、環境保全に役立っています。
それでは、私たち消費者が買い物以外でできることは何でしょうか。
- ストローなど使い捨てプラスチックの使用を減らす
- 食べ残しを減らす
- マイボトルを持ち歩く
- 3R(リユース(再利用)、リデュース(ゴミをごみを出さない工夫をするなど)、リサイクル)を心がける
- 省エネや節電につながる行動を実践する
- 地産地消を実践する
などが考えられます。身近な消費活動を、環境にやさしい行動につなげていきましょう。
令和5年度(2023年4月~2024年3月)の活動内容
[主催]
・「福島市民のくらし展」開催(福島市と共催)
・講演会「風景と盆栽 ~吾妻山は盆栽のお手本~」
・講座「消費者力アップ講座 消費者トラブル犯罪こんなに巧妙、手口を知って自分を守ろう!」
[学習会]
・福島市に来て思うこと
・地域に根差した企業として
・福島市の観光開発について
・私たちの暮らしと独占禁止法の関わり
・消費生活学習会
・地域防災力向上について
[オンライン参加]
・全国消費者フォーラム「コロナ禍や物価高などの社会生活への影響を踏まえ、私たちの消費行動を考える」
令和6年度(2024年4月~2025年3月)の活動内容
[学習会]
・土湯温泉観光協会 会長・加藤貴之氏講演
・消費者月間学習会 日本銀行福島支店 支店長・中嶋基晴氏講演
・その他
[オンライン参加]
・全国消費者フォーラム
Information
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- 問い合わせ先
- 【E-Actふくしまに関するお問い合わせ】
事務局:福島市環境課 - 問い合わせ先
電話番号 - 024-525-3742
- リンク
-
https://www.city.fukushima.fukushima.jp/kankyo-o/machizukuri/shizenkankyo/kankyo/e_act.html
記事構成:CJ Monmo編集部 鈴木菜津美