その日獲れた一番うまい食材で、宮城を味わう

　2018年でオープン1周年を迎える「料理長厨房ビュッフェ 青海波」。その日獲れたものを、その時一番おいしい調理法で提供する新スタイルのレストランだ。
　ディナーでは、松島・三陸産の新鮮な海の幸をふんだんに使用したグリルや肉料理のほか、近郊の採れたて旬野菜料理などが楽しめる。せり出しのキッチンで、オーダーを受けてから調理する料理はビュッフェでありながら、どれも一皿ずつ上質なコース料理のよう。好きなものを好きなだけ出来たてで味わえる贅沢さが新しい。「料理人の鮮やかな手さばきや食材にまつわる会話を身近に楽しめる」と、今までにないスタイルのビュッフェに宿泊客からも好評を得ている。
　レストランには、ワインセラーも併設。ソムリエがその日の料理に合わせて選んだワインのほか宮城の地酒など、料理にあわせて飲み物が選べる「ドリンクフリー」（90分・1,900円）も用意されている。「あなただけのひとさら」に合わせて、様々なマリアージュも楽しんでみたい。

　素足でリラックスできる客室には、絵葉書のような景色を眺めながら横たわれる、大きなソファーが設えられている。身を預け、その先に海を眺めながら語らうのもいい。

　湯量豊富な自家源泉は、とろり、とろとろと肌が潤う単純アルカリ性。肌に優しく、すべすべしっとりとした湯あがり感も格別だ。日中は開放感ある眺めを楽しみ、夜は月と満天の星空に癒される。早起きした人だけが見ることができる夜明けの美しさはまさしく「春はあけぼの」。海面がまばゆく輝きだす瞬間は、また来たくなる松島の旅の思い出となる。