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星 賢孝の奥会津だより

会津美里町「蓋沼森林公園」の近くから撮影した会津盆地を走る只見線列車

年間300日、奥会津やJR只見線の撮影をし続ける郷土写真家・星 賢孝(けんこう)さん。彼だからこそ知る四季折々の“美しき奥会津”をお届け。撮影アドバイスも紹介します。

  • 情報掲載日:2022.09.21
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。
【「蓋沼森林公園」の近くから撮影した会津盆地を走る只見線列車(大沼郡会津美里町雀林地内)※写真は2021年9月中旬撮影】[撮影機種:EOS R5、手持ち撮影、シャッター速度:1/1000、F11、絞り優先]
【「蓋沼森林公園」の近くから撮影した会津盆地を走る只見線列車(大沼郡会津美里町雀林地内)※写真は2021年9月中旬撮影】[撮影機種:EOS R5、手持ち撮影、シャッター速度:1/1000、F11、絞り優先]

豊穣の海原・会津盆地俯瞰

会津盆地の稲穂の大海原を、列車は小舟のように揺らめきながらゆったりと走ってくる。早春の水鏡に映し出されてくるのが、万物の生命の躍動なら、豊穣の海が広がる秋の盆地には、収穫の喜び。さらに、やがて訪れるだろう厳冬の予感をも漂わせて、列車は泰然自若と迫ってくる。

列影が醸し出す哀楽と、深淵の情感を全身で受け止めながら、私もまた精一杯の感謝を込めながらシャッターを切る。撮影地は、会津美里町の法用寺付近から延びる蓋沼森林公園への旧町道を車で上り、会津盆地が俯瞰できる場所にある。撮影地点のガードレール手前が少し広くなっており、数台の駐車が可能。

時期は9月中下旬。磐梯山の勇姿も入れ込むなら晴れた日が望ましいが、9月に入ると早朝は雲海も発生し、豊穣の海は雲海に沈むこととなる。只見線の列車を大きく撮影するなら、400から600ミリ程度の望遠レンズが欲しいところだ。

文・写真/星 賢孝

Information

会津美里町「蓋沼森林公園」の近くから撮影した会津盆地を走る只見線列車
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