【いわき市】龍神峡

例年11月下旬から見頃を迎える、東北で最も遅く紅葉が楽しめるスポットとして人気が高まっているいわき市の『龍神峡』。鮫川の急流に沿ってカエデなどの大木が連なり、色鮮やかなモミジのトンネルを作り出している。

遠野町滝地区にあり、現在（2023年）、龍神橋から先の渓谷は車の乗り入れが禁止されている。「とおの湧水公園」または渓谷の手前にある駐車場を利用しよう。渓谷に向かって歩いて行くと、ほどなく赤い欄干の龍神橋が見えてくる。

【いわき市】中釡戸のシダレモミジ

いわき市渡辺町中釡戸にある観音堂の敷地内に立つ2本のイロハカエデ。枝が垂れたその樹形は植物学的にも貴重とされていることから、国指定天然記念物となっている。

11月下旬からの見頃を迎えると、真っ赤に染まった葉の色と、樹幹の白い色が鮮やかなコントラストを見せる。シダレモミジがある周辺は道路が狭い上、地区住民の生活道路になっているため、路上駐車は厳禁。400ｍ余り行った先に駐車場があるので、案内板に従って利用したい。

【いわき市】以和貴 温泉神社

JR湯本駅から徒歩8分ほどにあるいわき市『温泉神社』。日本三古泉の1つに数えられるいわき湯本温泉の鎮守様として、地域の崇敬を集め1300年余りの歴史を持つ。

例年10月下旬から見頃を迎え、境内にはいわき市の指定保存樹木のスダジイをはじめ、モミジやイチョウなどの古木が立ち並んでいる。秋には赤や黄色に色付いて境内を彩る。夜は温泉のゆらぎをイメージしたLEDのライトアップもされ、澄んだ秋空に映える昼間の紅葉と合わせて、それぞれの魅力を楽しむことができる。