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天栄の風土を表す地酒に、若き蔵元が醸す渾身の旨酒【AD】

  • 情報掲載日:2018.09.10
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。
松崎酒造店で働く蔵人たち。若手と熟練の職人が入り混じり、活発に情報交換をしながら、酒造りが行われる。中列一番左が杜氏の松崎祐行さん。前列右から2人目が社長の松崎淳一さん
松崎酒造店で働く蔵人たち。若手と熟練の職人が入り混じり、活発に情報交換をしながら、酒造りが行われる。中列一番左が杜氏の松崎祐行さん。前列右から2人目が社長の松崎淳一さん

岩瀬郡天栄村。のどかな田園風景が広がるこの町に、全国の日本酒ファンが熱視線を送る酒蔵がある。明治25年創業の『松崎酒造店』だ。

左から「廣戸川 純米吟醸」( 720㎖・1,620円)、「廣戸川 純米」(720㎖・1,296円)、「廣戸川 大吟醸」( 720㎖・3,342円)、「廣戸川 特別純米」( 720㎖・1,350円)
左から「廣戸川 純米吟醸」( 720㎖・1,620円)、「廣戸川 純米」(720㎖・1,296円)、「廣戸川 大吟醸」( 720㎖・3,342円)、「廣戸川 特別純米」( 720㎖・1,350円)

村内を流れる釈迦堂川の旧名から名付けられた代表銘柄「廣戸川(ひろとがわ)」は、全国新酒鑑評会をはじめ数々のコンクールで優秀な成績をおさめ、いまや入手困難になるほどの人気ぶり。その立役者となったのが、2011年から杜氏を務める松崎祐行(ひろゆき)さんだ。「試行錯誤の7年間でしたが、方向性は変わりません。去年できなかったことを今年はできるように、丁寧な造りを心がけています」。

最も気を遣うのが洗米や浸漬(しんせき)などの原料処理。手をかけることで「廣戸川」の特長でもある米のうま味を生かした、やわらかで飲み飽きしない酒ができ上がる。

蔵元と染め抜かれた幕が目を引く外観。なお、試飲や販売は行っていないので注意
蔵元と染め抜かれた幕が目を引く外観。なお、試飲や販売は行っていないので注意
日本酒のもととなる麹を仕込む製麴(せいきく)室
日本酒のもととなる麹を仕込む製麴(せいきく)室

2017年からは地元農家の協力を得て、天栄村産の「夢の香」を使った酒造りを本格的にスタートさせた。一層、天栄村の"地酒"として自らの酒を広めていきたいと意気込む。「地酒には二つの意味があると思っています。地元の人が飲む酒、そしてその土地を感じられる酒。今後もいい形で酒が一人歩きしていき、多くの人に天栄という場所を感じてもらえたら」10月から始まる新たな仕込みに向け、33歳の若き杜氏の挑戦は続いていく。

地元農家との二人三脚で、より良い酒質を目指す

松崎さんが地元産の米での酒造りを進めるにあたり、協力を仰いだのが内山正勝さん(左)、清水栄一さん(右)らの所属する「天栄米栽培研究会」。「米・食味分析鑑定コンクール国際大会」で、9年連続の金賞受賞という記録を持つベテランの米農家をもってしても酒米作りは勝手の違うところも多いそうで、「責任重大です」(内山さん)と気合が入る。

一方、松崎さんも丹精込めて作られた米への敬意から、「こぼすこともストレスに感じる」ほどとか。酒蔵と米農家がともに高め合って「廣戸川」は生まれているのだ。

Information

松崎酒造店
住所
電話番号
0248-82-2022
営業時間
9:00~17:00
休み
毎週土・日曜日、祝日
駐車場
5台

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