【お知らせ】こちらの紹介店は、2019年5月31日(金)閉店予定です。
今年のゴールデンウイークは10連休でした。家族サービスにお仕事に、お疲れの胃に優しい食事を求めていた方も多いことでしょう。
そんなときは、和定食をゆっくりと味わいたいものです。第23回の「ふくしま定食部」は、福島市中央卸売市場の場内にあります、『寿司ろく』さん。
![福島市中央卸売市場](https://www.cjnavi.co.jp/assets/uploads/2019/05/b565f36c2cda5ccb6ca6b508009ca545.jpg)
![『寿司ろく』さんはこちらへ](https://www.cjnavi.co.jp/assets/uploads/2019/05/9e1dae59adac6e5d8982c91f3023ad0e.jpg)
市場のゲートを潜るだけでも、なんとも特別な感じがして、わくわくしますよね!
仲卸番号『6』番なので『寿司ろく』さん。仲卸直営の新鮮な美味しさを発信しようと誕生した店舗ですから、この場所でお食事がいただけるだけでも、価値があるというものです。
![外観](https://www.cjnavi.co.jp/assets/uploads/2019/05/26002b758b538b8f39f823e9c2a2818c.jpg)
![明るくお洒落な店内](https://www.cjnavi.co.jp/assets/uploads/2019/05/95b5ed662fc33a39adac9289e400e5fa.jpg)
より開放的で、店内も市場も見渡せる入り口付近を陣取ります。
壁に貼られたメニューを眺めると、やはり目に飛び込むのは、海鮮丼や刺身定食。さらに気になる「ベジ丼」は、同じく市場から食を発信しようと、青果仲卸の飯印青果さんとコラボしたメニューと聞けば、絶対ウマいやつですから迷います。
![メニュー](https://www.cjnavi.co.jp/assets/uploads/2019/05/06d6876adc8f6b7af79034ac36cf02b9.jpg)
![カウンターを眺めつつ……](https://www.cjnavi.co.jp/assets/uploads/2019/05/78cf1d097c7c41998d30f1dc00d4d5d6.jpg)
前回おじゃました時は煮魚定食でしたので、今回は焼魚定食にしようと、昨夜の風呂上がりには決めていました。
![前回いただいた煮魚定食](https://www.cjnavi.co.jp/assets/uploads/2019/05/d865738693c54a2bd0568854c7510797.jpg)
![メインはナメタガレイ](https://www.cjnavi.co.jp/assets/uploads/2019/05/a04f1fbf45c700f513f76ba0fca18178.jpg)
![オーダーを済ませて窓の外に目を向けると、「市場食堂」の文字越しに見える市場の外観がなんとも雰囲気を盛り上げてくれます](https://www.cjnavi.co.jp/assets/uploads/2019/05/67b6675933317da51e2c2fb3e663cbe4.jpg)
入れ替わり入店されるお客さんも、新鮮な海鮮を求めてオーダーもさまざま。それをテキパキと捌いて次々とテーブルへ運ぶ姿がまた、より魚の鮮度の良さを感じさせてくれます。
待つこと10分ほどでしょうか。
落ち着いた緑釉の大きなひし形の平皿は、さしずめ野球の内野のよう。日替わりで登場する焼き魚がピッチャーなら、今日の先発は「メバルの開き」。まさにエースの働きが期待されます。
守備位置についたご飯は惜しげもなく盛られ、味噌汁、たくわん、そして今日の小鉢は贅沢にもねぎとろです。
![焼魚定食(864円)](https://www.cjnavi.co.jp/assets/uploads/2019/05/3b3b1c78194491c3f29709bf5ea1cbe4-1.jpg)
諸葛亮孔明の扇子ほどのサイズでありながら、遠目にもぷっくりと膨らんだ、身の厚いメバルからいただきますが、手前に添えられたレモンの大きさは、これまで見たことの無いレベル。
OLの朝食に成り得るほどの厚さのレモンをたっっっぷりと搾って、脂の旨さをさらに引き立ててもらいます。
![身がぷっくり](https://www.cjnavi.co.jp/assets/uploads/2019/05/d387ed1af0a2e0f4b0e51dd395b78440-1-570x570.jpg)
![厚切りのレモンがうれしいですね](https://www.cjnavi.co.jp/assets/uploads/2019/05/70e5955834f17d1d114f9ac4f58b7439-1-570x570.jpg)
ほろっとほぐれる身をつまんで、ご飯の上へ。優勝監督の胴上げのようにしたら、勢いそのままに口へと運びます。
ほどよい塩気と脂がレモンを纏って堪らなく旨い!
![メバルを摘まんで](https://www.cjnavi.co.jp/assets/uploads/2019/05/92abd0faed525e1e1ceb1943d0c9aaac-1-570x570.jpg)
![ご飯にオン](https://www.cjnavi.co.jp/assets/uploads/2019/05/3cd6fdf706b9992ff67a96c902ed1be6-1-570x570.jpg)
ご飯のおかわりをいただき、今度はメバルにさっと醤油を垂らして味変です。先日の小鉢のホタルイカもそうでしたが、小鉢が贅沢だと、幸福度が数段上がります。
二杯目をあっという間に平らげて、クールダウン。
![醤油で味変](https://www.cjnavi.co.jp/assets/uploads/2019/05/795950a86e26c931f992f86ccf16256b-1-570x570.jpg)
![小鉢のネギトロ](https://www.cjnavi.co.jp/assets/uploads/2019/05/41ed16ff8f30b7fc86ee90d743d56e2c-1-570x570.jpg)
寿司や丼もの、刺し身ももちろん美味しいですが、煮魚や焼魚をこんなにも贅沢に、市場の場内でいただけるのは、いい意味でズルい定食だと思います。
『寿司ろく』さんを経営されている仲卸の『(株)丸鮮』さんは創業140年。4年前に北沢又の大内水産内にテイクアウト寿司店としてオープン。そして、昨年、現在の市場食堂としてオープンされました。
市場から食の魅力を発信する食堂。魚気分になったら、またお邪魔したいですね。
ごちそうさまでした。
Information
寿司ろく
- 住所
- 電話番号
- 024-553-9051
- 営業時間
- 11:00~15:00(毎週水曜日は~14:00、各30分前ラストオーダー)
- 休み
- 日曜祝日
- 席数
- テーブル24席
- 駐車場
- あり
- リンク
-
https://www.facebook.com/sushiRoKu/