飲み干したくなるようなまろやかな塩味

北塩原村の『零番（ぜろばん）』で味わえる「会津山塩ラーメン」は鶏ガラ、地元産ネギを含む香味野菜などで仕込んだあっさりスープに、山塩のまろやかな塩味を感じる。

パンチがほしい方には「大葉ねぎ柚子胡椒」（250円）のトッピングがおすすめ。6月後半頃からは「冷やし会津山塩ラーメン（1日20食限定）」（1,050円）を提供する。

コクのある味噌スープに酒粕が優しく香る

喜多方市の『縁（えん）』が提供する「酒粕ラーメン」は3種類の酒粕をブレンドし、味と香りをバランス良く仕上げた一杯。合わせるのは、もちっとした中太縮れ麺。酒粕が香るコクのある味噌スープが絡み、箸が止まらない。

馬のうまみがしみるあっさりスープ。辛味噌で味変も

会津若松市『馬力本願』の「会津馬味噌馬力ラーメン」は「会津の文化である馬肉に気軽に触れてほしい｣という思いから誕生。

馬骨からとったスープに、会津味噌がベースの合わせ味噌を加えた。あっさりとした味わいに箸が進む。ほろほろ食感の馬肉チャーシューも美味。

味噌×牛乳に辛みをプラスしたワイルドなスープ

会津若松市『ほていや』で提供する味噌スープに牛乳を加えた「白べこラーメン」に、特製辛味噌をプラスした「赤べこラーメン」。

辛みの中にも、牛乳のまろやかさと、昆布、トビウオ、カツオ節、干し椎茸などからとっただしのうまみが詰まっている。3度揉んで仕上げた縮れ麺とも相性抜群。

赤カボチャの甘味が塩味スープにぴったり

金山町の『ひょっとこ亭』で味わえる「赤かぼちゃらーめん」は町特産の赤カボチャの甘みと塩味スープのバランスが良く、まろやかな味わい。

シンプルに蒸しただけの赤カボチャもトッピングされ、ホクホクとした食感も楽しむことができる。ゴロッとした大きなチャーシューが入った「ゴロチャーめん」（1,180円）も人気。

栄養豊富な植物「からむし」に注目！

食物繊維とカルシウムなどの栄養を豊富に含んだ「からむし」の葉。昭和村の『苧麻庵（ちょまあん）』が提供する「からむしラーメン」は、その葉を練り込んだつるりとした食感の麺に、うまみあふれる鶏白湯スープを合わせた。どこか懐かしい味わいでクセになる。