小野町のにんにくは土壌を細かく分析し、適切なミネラルを補いながら健康的な土づくりをすることからはじめ栽培される。収穫後は約1ヵ月かけて乾燥し、熱を加えて熟成。独特な柔らかさとまるで黒糖のような甘さを引き出す。

そうして手間暇を惜しまず作られた『黒にんにく』は栄養価も高く何度もリピート購入するファンも多いという。

甘く風味豊かな黒にんにくは甘いものとの相性も抜群。黒にんにく生産組合「ペル サルーテ」の組合長が考案した黒にんにくペーストを元に小野町内の菓子店「シェフリー松月堂」では特製ソースを開発。香ばしく焼いたパンにアイスを挟んだ小野町の名物「アイスバーガー」にかけ提供している。

また、スノーボールクッキーに混ぜた「黒にんにんボール」も販売しており、いずれも風味が確かに感じられ、それでいてフルーティーな新感覚のスイーツだ。